東北大学農学研究科 電磁波高度利用研究室ホームページ

電磁波照射機
(写真:電磁波照射装置 100V電源実験機)

 本研究室は、文部科学省が進めている震災復興事業『マリンサイエンス拠点形成事業(新たな産業の創成につながる技術開発)』プロジェクトに採択され、2013年4月に東北大学農学研究科内に設置されました。農学研究科水産資源化学分野と共同で「電磁波を水産加工に用いた新規食品製造技術の開発」の研究に取り組んでいます。

 電磁波は、電離放射線や光線、電波など周波数によりさまざまな性質を持つ事が知られていますが、食品分野における電磁波の利用・研究は電子レンジ(周波数2,450MHz)など一部に限られており、他の周波数の電磁波についてはほとんど検討されておりません。

 本研究室および水産資源化学分野は、様々な周波数の電磁波により、魚骨の脆弱化効果、迅速均一解凍効果、マイルド殺菌効果が得られる事を確認しています。現在、それらの効果を利用した新たな水産加工技術の開発、およびその技術を用いた高度な付加価値の付与された食品の開発を目指しています。また、被災地域の水産加工業者と連携し、豊かな水産資源に支えられた東北沿岸域の水産加工業の復興と継続的な発展を助けるよう研究を進めています。

「シーフードショー大阪2018」に出展します

2月21・22日に開催される「シーフードショー大阪2018」(アジア太平洋トレードセンター内 ATCホール)にて、電磁波解凍実験機の展示、および講演「冷凍食品の新規解凍技術の開発 〜冷凍ギンザケ押し寿司を中心にして〜」を行います。皆様のご来場をお待ちしております。

食品産業新聞にて本研究室が紹介されました

 食品産業新聞2016年3月21日に、「和食産業展2016」での展示が紹介されました。

「和食産業展2016」御来場ありがとうございました



 3月9〜11日に幕張メッセで開催されました「和食産業展2016」

 いずれも多くのお客様に御来場頂きました。ありがとうございました!

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