廃液処理

 

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試料作製で生じる廃液は、全て関係法令および「東北大学環境保全センター」の規定に従い、当室では下記のとおり処理方法を定めています。薬品名をクリックすると経済産業省管轄のMSDS制度による化学物質等安全シート(薬品メーカーによって表現は若干異なります)を読むことができます。電子顕微鏡試料作製に限定しての情報ではありませんが、アクシデントが発生した時の対処法などが書かれていますので、必要であれば参考にして下さい。以下に主な薬品の廃棄処理の仕方および取扱注意事項等を紹介します。

 その他、一般の実験で使用する薬品についても「厚生労働省 職場のあんぜんサイト」で検索して、化学物質等安全シートを読むことができます。また、「化学品の分類および表示に関する世界調和システム(GHS)〜毒物・劇物について〜」にも薬品の取扱いについてのさまざまな情報が得られます。

 

 

グルタルアルデヒド:固定液。生物系廃液―難燃性:G-C分類−オレンジ色のポリタンク

 

四酸化オスミウム:固定液。分野ごとに永久保管しなければならないので、本当に必要な量だけ作り、使用する。瓶に入れてしっかり蓋をして、パラフィルムを巻いても時間がたつとガスが出てきて、ラベルや保管している周辺が黒ずんで汚くなる。それが嫌であれば、ジプロック等に入れ、汚くなったら袋を新しくするのもよい。

 

酢酸ウラン:超薄切片の染色液。廃液・不要消耗品は全て電子顕微鏡室で永久保管しなければならない。四酸化オスミウムと同様、本当に必要な量だけ作り、使用する。詳細な処理の仕方はTOPページの「酢酸ウランウラン使用について」を参照。

 

TIブルー酢酸ウランの代替染色液。重金属廃液(一般無機廃液)F-1分類―青色のポリタンク

 

エポキシ樹脂(例Quetol812:皮膚刺激性の薬品のため、未硬化のものは取扱注意。素手で触ってはいけない。完全に硬化させたものは有害ではなくなるため、廃棄する場合は液体のままではなく、硬化させ可燃物として焼却処分する。

 

DMP-30:エポキシ樹脂を重合させる時の加速剤。2,4,6-トリスジメチルアミノメチルフェノールもしくはビスジメチルアミノメチルフェノール。 

 

酸化プロピレン置換剤。揮発性が高く、吸入による曝露が懸念されるため、ドラフトで使用する。毒性があり、薬剤アレルギーの皮膚炎を起こしてしまうこともある。

 

QY1:置換剤。Nブチルグリシジルエーテル。