MENU

専門分野 海洋生命遺伝情報システム学 の、酒井義文 博士へのQ&Aです。

Q1.その海洋生命遺伝情報システム学について簡単に紹介してください。

    魚類の発生や発育の分子制御機構や遺伝育種などに関するマリンバイオテクノロジーを研究する学問分野です。私自身はそれらの研究において用いられる生物学的データの効率的な計算処理方法の研究をしています。

Q2.海洋生命遺伝情報システム学の研究者になった決め手は何ですか?

    もともと大学院学生のときは情報科学で機械学習の理論を学んでいたのですが、バイオインフォマティクスという言葉が流行りだしたころから生物学的データを効率よく処理する計算手法の理論研究に興味を持ったことがきっかけです。

Q3.では、子供の頃になりたかった職業は何ですか?

    中学生のころ親がまだ出始めだった家庭向けのパソコンを家に購入してくれたので、簡単なゲームのプログラムを作ったりして遊んでいました。その当時からゲームの内容よりも、同じ動作をさせるのにどれだけ短いプログラムで表現できるか、どれだけ無駄な処理を省けるかみたいなことを追及するマニアな楽しみを見出していたため、漠然とその手の効率性に関するアイデアを出す仕事に就きたいと考えていたように思います。

Q4.ご自分を動物に例えるなら、何だと思いますか?

    羊の皮をかぶった山羊?

Q5.最近の一番うれしかったことを教えてください。

    最近ではないけれど、子どもと町内会の夏祭りに行ったときビンゴゲームをすることになり、なぜか最初にビンゴとなったうえに、いざ前に出て賞品の抽選くじを引くと1等の自転車をいただくことに。一生分のくじ運を使い果たしました。

Q6.では、最近の失敗談を教えてください。

    地下鉄に乗って座らずに立って考え事をしていると、つい乗り過ごしたり、うっかり手前の駅で降りてしまったり、ということが最近何回かあって焦りました。

Q7.海外での経験をお聞きします。今までに訪問したことのある国を教えてください。

    アメリカ、オーストリア、マレーシア、中国、台湾、デンマーク、韓国など

Q8.その中で、1番気に入った国はどこですか?

    台湾

Q9.それはどういうところでしょうか?

    看板や道路標識が漢字(ちょっと画数多いけど)なので割と親しみが持てる感じでした。
 

10.おいしいな、と思った料理(食べ物)は何ですか?

    台湾の弁当屋でおかずをあれこれ適当に選んで詰めてもらったら値段も安いし美味しかったです。アリゾナで食べた七面鳥のサンドイッチもなかなか美味かった。

Q11.おいしそうに見えたのに、食べたらがっかりしたものはありましたか?

    アメリカでバンケットのとき出てきたデザートのチョコレートケーキがアメリカらしくないほど見栄えがよかったけれど、食べてみると死ぬほど甘くてつらかったです。

Q12.海外滞在中に、再発見した日本(日本人)のよいところはありましたか?

    地下鉄や電車の椅子がプラスチックではなくてふかふか。

Q13.旅行(観光)に行くなら、お薦めの国はありますか?

    私が行ったことのある数少ない国の中でまた観光に行くとしたら、オーストリア(ウィーン)に行きたいです。歴史的な建物や名所が数多くあるので、時間をかけてゆっくり観てまわりたいです。郊外の自然の景色もなかなかでした。

Q14.今、目の前にドラえもんの道具、「どこでもドア」があったら、どこに行ってみたいですか?

    どこでもドアの入り口に出るようにしたら、出た瞬間に入り直すことになるので、いったい何が起こるのかを試してみたいような、でも生身の自分では試してみたくないような。

Q15.食生活についてお聞きします。好きな料理や料理ジャンルは何ですか?

    和洋中印と割と何でも好きです。年齢が上がるにつれて、こってりしすぎたもの、辛すぎるものはつらくなってきました。

Q16.子供時代には嫌いだったけれど、大人になって好きになったものはありますか?

    カップヌードルしょう油のスープのにおいがたまらなく苦手でしたが、大学生になったころからいつの間にかとても美味しくいただけるようになっていました。

Q17.また、今でも苦手なものはありますか?

    ホヤとアボカドは風味がどうにも。

Q18.最後の晩餐に、是非とも食べたいものを教えてください。

    しっかりと味の滲みた赤魚の煮つけをご飯とともに。

Q19.今、大学生に戻れるとしたら、何をしてみたいですか?

    当時を振り返って、せっかくの機会だったのだからもっと身を入れて勉強しておくべきだったと後悔しつつも、当時は当時で精いっぱいだったのだろうし、仮に今戻れたとしても結局は勉強しなさそうな気がします。

Q20.今後、研究者として、どのように過ごしていきたいですか?

    この手があったか!というアイデアを閃いてわくわくした気分で過ごしていきたいです。実際にはすごく難しいことであって、あくまでも理想としてのことです。

Q21.最後になりましたが、食の安全性とは、何だと思いますか?

    あまりに無頓着だと食べることで健康を害するし、あまりに固執すると食べないことで健康を害するし、健康のためには適度に気にすることが重要な概念。
  • 日本学術振興会
  • 研究拠点形成事業
  • 東北大学
  • 東北大学大学院 農学研究科
  • 食と農免疫国際教育研究センター