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2015/11/18

二井勇人准教授(分子酵素学分野)らが、酵母を利用したスクリーニングによってアルツハイマー病の原因となる毒性アミロイドの生成抑制に成功

アルツハイマー病では、毒性アミロイドペプチド(Aβ42)の凝集体が脳内に蓄積して、神経細胞死を引き起こすと考えられている。分子酵素学分野の二井勇人准教授らは、酵母を用いた研究により毒性アミロイドの産生を抑制することに成功した。このタンパクの生成を減少させる化合物(γセクレターゼモジュレーター)は世界中で探索されている。二井准教授の研究はアルツハイマー治療薬の探索と開発に応用できるものであり、大いに期待できる。
この論文では、東京大学の富田泰輔教授と石浦章一教授との共同研究によって、酵母の結果は哺乳類細胞を用いて確認されている。論文は、Journal of Biological Chemistryにオンライン公開(2015年11月11日)された。

Eugene Futai*, Satoko Osawa, Tetsuo Cai, Tomoya Fujisawa, Shoichi Ishiura, and Taisuke Tomita. Suppressor Mutations for Presenilin 1 Familial Alzheimer Disease Mutants Modulate gamma-Secretase Activities. ”Published on line before print (Nov. 11, 2015), doi: 10.1074/jbc.M114.629287. ”
(*corresponding author)

研究室ホームページ(論文で用いている酵母の系の詳細と、論文へのリンクがあります。)
http://www.agri.tohoku.ac.jp/enzyme-futai/HOME.html

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