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2016/03/25

イネにおいてミトコンドリアの特定のタンパク質の蓄積量が花粉発達阻害の程度を決める

植物のミトコンドリアは、動物のミトコンドリアと同様で生存に必須な細胞内小器官です。インド型イネや野生イネなどの一部のイネでは、ミトコンドリアゲノム中にorf79遺伝子を保有し、このタンパク質が蓄積することで、花粉の機能が失われ、種子ができなくなる現象(細胞質雄性不稔性)が知られています。今回、由来が異なり、花粉の発達が停止する時期も異なる2系統の細胞質雄性不稔性イネを比較することで、これらの系統ではorf79遺伝子のゲノム量の違いによりORF79タンパク質の蓄積量に違いが生じていることを明らかとしました。 本成果は、The Plant Journal誌(IF= 5.972)への掲載が決定しオンラインで公開されました。筆頭著者は、風間智彦助教と板橋悦子博士(平成21年度本研究科博士課程修了、現・神戸大学博士研究員)です。

著者:
Tomohiko Kazama, Etsuko Itabashi, Shinya Fuji, Takahiro Nakamura, Kinya Toriyama

タイトル:
Mitochondrial ORF79 levels determine pollen abortion in cytoplasmic male sterile rice

詳細は下記のURLをご確認下さい。

http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/tpj.13135/abstract

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