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2016/06/28

盧尚建准教授(動物生理科学分野(兼)家畜生産機能開発学講座)が第1回伊藤記念財団賞を受賞

盧尚建准教授(動物生理科学分野(兼)家畜生産機能開発学講座)が「高品質牛肉の産肉性を特徴づける脂肪細胞由来の新規調節因子の解明に関する研究」の研究業績で、第1回伊藤記念財団賞を受賞されました(平成28年6月15日)。

食肉の肉質を評価する上で、「脂肪交雑」と「脂肪の質」は重要な形質である。飼養技術の改善や育種改良によりこれらの形質は改善されるが、そのためには、体内での皮下、内臓、筋肉内脂肪組織における脂肪細胞の形成と脂肪酸などの合成過程に関わる新規調節因子の解明など、応用技術を支える基礎的な研究情報の蓄積がきわめて重要でなる。今回受賞対象になった業績は、脂肪細胞由来の脂肪蓄積に関連する因子(Chemerin)について同定と解析を行い、さらに産肉性との関連を調査した成果で、基礎的研究情報により高品質牛肉生産を特徴付ける応用技術として発展させたものです。

公益財団法人伊藤記念財団は、昭和56年に「食肉に関する研究及び調査を行い、もって畜産業及び食品産業の振興と国民食生活の安定に寄与することを目的」として創設され、これまで食肉の生産、処理、加工等に関する基礎的研究又は調査を行う大学等の研究機関に対して研究助成を行ってきました。伊藤記念財団賞は「食肉に関する学術上の研究に優れた業績が認められ、将来の活躍が期待される研究者」に対して授与され、今年から新しく創設されました。

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