トップページ > 宮城県漁協雄勝湾支所説明会開催報告

  • TEAMS
  • 宮城県沿岸調査報告
  • 女川定期観測速報
  • 海洋環境リアルタイムモニタリング

平成29年9月21日にJFみやぎ雄勝湾支所で水質の勉強会を行いました。

■平成28年度 雄勝湾のクロロフィルa量とホタテガイ生産量の関係についての報告、および雄勝湾水質情報リアルタイムデータ閲覧方法デモンストレーション

 東北マリンサイエンス拠点形成事業のプロジェクト研究の一環として、二枚貝類の養殖場における餌料環境調査や定期的な漁場環境調査のため に平成28年度10月に毎時水質を観測してその情報を発信することのできる水質環境リモート監視装置付ブイを雄勝湾内に設置しました。以降、 現地の漁業協同組合雄勝湾支所青年部会の漁業者の協力を得て、定期的にこの水質監視装置を管理しています。今回は同支所の青年部会に向けて、 まず尾定教授が近年の雄勝湾における海水中のクロロフィルa量とホタテガイ生産量の経時変化の関係について報告し、本事業特任教員の関澤が雄 勝湾に設置した水質環境監視装置から毎時観測発信される水質情報の閲覧方法についてデモンストレーションを行い、同支所の青年部会員5名が参 加しました。

 海水中の植物プランクトンの量を表すクロロフィルaは濾過食性のホタテガイの餌量の指標となります。雄勝湾におけるホタテガイ養殖筏の数 とクロロフィルaの総量とその年内経時変化は過去3年間において大きな変動がないにもかかわらず、昨年平成28年度にはホタテガイの生産量が 減少していることから、この減少は環境要因よりも半成貝の品質に原因がある可能性を提示しました。

 つづいて、水質環境監視装置から毎時観測発信される水質情報が掲載されているホームページへのアクセス方法について案内しました。パソコ ンでの閲覧方法のほかに、このホームページのURL情報のQRコードを印字したチラシを配布し、参加者に実際に自身のスマートフォンを利用し てQRコードを読み込んで水質情報を閲覧していただきました。今回のデモンストレーションに参加できなかった漁業者のためにも、雄勝湾水質情 報にアクセスできるQRコード情報を同支所の玄関に掲示しました。

日時:平成29年9月21日 15:00-16:30
場所:宮城県漁業協同組合雄勝湾支所 2階会議室
雄勝湾水質情報URL: http://telemeter-area.jp/touhoku3/ogatsuwan.html

(文責 関澤 彩眞)

水質監視装置定期管理の様子

雄勝湾水質情報QRコード


水質情報閲覧方法デモンストレーションの様子(参加者自身のスマートフォンで水質情報サイトを閲覧)