トップページ > 宮城県漁協雄勝湾支所説明会開催報告

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平成29年8月23日にJFみやぎ雄勝湾支所で研究成果報告会を行いました。

■平成28年度東北マリンサイエンス拠点形成事業 課題1「漁場環境の変化プロセスの解明」成果報告書発行に伴う説明会

 東北マリンサイエンス拠点形成事業では、平成23年3月11日の津波の影響で壊滅的な被害を受けた水産養殖業の復興を科学的な側面から支 援するために、本事業の一環として宮城県漁業協同組合雄勝湾支所に協力をいただき、雄勝湾の環境調査や養殖ホタテガイの成育調査を継続的に 行ってきました。今回は本事業特任教員の関澤が平成28年度本事業成果報告書を謹呈しその内容の説明会を行い、同支所の青年部会員6名が参加 しました。

 雄勝湾におけるホタテガイ養殖事業に関しては、ホタテガイの餌となる植物プランクトンの量が水深によって異なる こと、「収容数の増加」と 「下層部の良好な成長」がトレードオフの関係にあり、餌量環境に対してホタテガイの収容数を過度に増加させた場合に下層部における餌料をめ ぐって競争が起こる可能性を提示しました。雄勝湾における調査結果の他にも、女川湾における養殖生物であるホタテガイの平均殻高、マボヤとマ ガキの平均湿重量の経時変化等についても報告を行いました。また、地元漁業者から養殖場の水温をはじめとする環境情報についてより簡単に利用 したいという要望をいただきました。

日時:平成29年8月23日 15:00-16:00
場所:宮城県漁業協同組合雄勝湾支所 2階会議室

(文責 関澤 彩眞)


成果報告書内容説明会の様子