トップページ > 海洋環境モニタリング再開(鮫浦湾)

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鮫浦湾でリアルタイム海洋環境モニタリングがJFみやぎ谷川支所青年部との共同で再開されました。

 東北大学マリンサイエンス事業では、鮫浦湾においてマボヤ養殖等の復興を支援するため、観測ブイを設置し地元漁業者や水産試験研究機関に 海況情報を提供してきました。東日本大震災で壊滅したマボヤ等の養殖生産は回復傾向にあります。しかし不安定要素もあり、復興を確実にして 将来に向け持続的で安定した養殖業を確立するためには、環境情報を取り入れたIT漁業への展開が有効と考えられます。漁業者、特に若手漁業者 は 科学的情報による新しい漁業・養殖業に興味を持ち、環境観測情報にも強い関心を示しています。その中でも、リアルタイム海況情報は、マボヤだ けでなくホタテガイ養殖やウニ、アワビやナマコなどの磯根資源の管理にも利用されるようになってきたことから、漁業者自身で観測ブイを維持・ 管理して情報を利用して行きたいとの要望があります。
 そこで、東北大学マリンサイエンス事業では、漁業者に対して観測機器のメンテナンスやデータの分析利用技術等を研修し、 それらの技術を移転して行くことを目標に取り組み始めています。その一環として、今回は大規模メンテナンスのため陸揚げ点検していた観測ブイの再設置と環境測定データの 発信を12月5日(火)に再開いたしました。

(文責 原 素之)