大学院
応用生命分子解析分野
研究内容紹介
私たちは,X線結晶構造解析やクライオ電子顕微鏡をはじめとした最先端の分子解析手法を用いて生体高分子の立体構造を決定し,構造情報に基づいて,それらの作用原理を理解することを目指しています.これまで,病原因子蛋白質(毒素蛋白質,薬剤耐性関連蛋白質など)や産業応用が期待される蛋白質(有用天然物合成酵素や抗体,生分解性プラスチック合成酵素など),生命活動に重要な蛋白質(RNA修飾酵素,レクチンなど),巨大蛋白質会合体,真珠バイオミネラリゼーションに関わるマトリックス蛋白質など,様々な特徴的な蛋白質の分子機構を,構造情報に基づき解明してきました.構造情報を利用して生体高分子の機能を改変したり,新規な高次機能素材をデザインすることも目指しています.
分野ホームページ
https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/labmos/
キーワード
タンパク質 , 蛋白質工学 , X線結晶構造解析 , クライオ電子顕微鏡 , 病原性微生物 , ホストーゲスト化学 , レクチン , バイオミネラリゼーション
スタッフ紹介
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教授 田中 良和(Professor Yoshikazu TANAKA)
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専門分野
構造生物学 タンパク質科学 生化学
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Tel
022-217-6205
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Fax
022-217-6206
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E-mail
yoshikazu.tanaka*tohoku.ac.jp(*を@に換えてください)
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経歴
東北大学工学部生物化学工学科卒・同大学大学院工学研究科博士課程卒・北海道大学創成研究機構テニュアトラック助教・同大准教授・ドイツマックスプランク研究所ゲスト研究員等を経て現在に至る。
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一言
百聞は一見に如かずとはよく言ったもので,分子の形が見えるという事は非常に大きな情報になります.そしてとても感動的です.そのような感動を皆さんと共有して,それを使って誰もがあっと驚くような研究を作り出していきたいと思っています.
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