大学院

水産資源化学分野

研究内容紹介

水産物は様々な健康機能性成分を含むことが知られておりますが、我々の研究室では"海の恵みの有効利用"をメインテーマに、そのための基礎的・応用的研究を進めています。有効利用の道は食品に限らず、医薬品、健康機能成分、生理活性成分など広く人間に役立つものを明らかにし、人類の福祉に貢献することを究極の目的としています。具体的には、微生物から動植物にいたる多様な水産生物を研究対象とし、それらに含まれる脂質、蛋白質・酵素、糖質、無機質、エキス成分、色素、ミネラルおよびビタミン類など種々の化学的成分の組成、分布と消長、代謝および機能などの解明、新規成分の発見と生理活性作用の解明などの研究を進めています。また、世界的に養殖魚への需要が増していることを受けて、天然成分をサプリメントとして健康でおいしい養殖魚を育てるための魚類栄養学的研究も進めております。一方、食の安全・安心を守る立場から、水産物の品質や安全性を簡便・迅速に測定する手法と装置の開発研究も進めております。

キーワード

多糖類、生理活性物質、水産生物のタンパク質、物質代謝、活性酸素、抗酸化的防御、ストレス、鮮度・安全性評価

スタッフ紹介

  • 写真:落合 芳博
    教授 落合 芳博(Professor Yoshihiro OCHIAI)
    • 専門分野

      水産化学・利用学

    • Tel

      022-757-4163

    • Fax

      022-757-4164

    • E-mail

      yochiai*tohoku.ac.jp (*を@に換えてください)

    • 経歴

      聖光学院中学校高等学校(横浜)卒、東京大学農学部水産学科卒、東京大学大学院農学系研究科水産学専門課程修士課程修了、同博士課程(中退)、東京大学農学部水産学科助手、Brandeis Univ. (米国)博士研究員、茨城大学教育学部助教授(食品学)、東京大学大学院農学生命科学研究科准教授(水圏生物科学専攻)、東海大学海洋学部教授(水産学科食品科学専攻)を経て現職。農学博士(東京大学)

    • 一言

      水産生物資源。これを余すとこなく利活用すべく、鮮度、風味ともに究極の水産食品を提供すること、食品としてだけでなく有用成分の原材料として、限られた水産資源を無駄なく利用すること、魚介類の素晴らしさを多くの人たちに知ってもらうことを目指して、生化学等の基礎研究から食品化学(保蔵、加工、機能性)等の応用研究まで、幅広く取り組んでいます。

  • 写真:中野 俊樹
    助教 中野 俊樹(Assistant Professor Toshiki NAKANO)
    • 専門分野

      水産化学、比較生理・生化学、水産食品学、魚類栄養学、環境生化学

    • Tel

      022-757-4166

    • E-mail

      nakanot*tohoku.ac.jp(*を@に換えてください)

    • 経歴

      東北大学農学部水産学科卒・東京水産大学(現 東京海洋大学)大学院水産学研究科博士課程前期修了(食品生産学専攻)・農学博士(東北大学)取得・東北大学農学部助手、同大学院助手を経て現在に至る。その間、カナダ・ブリティッシュコロンビア大学・WHO国際がん研究機関(IARC、フランス)・カナダ国立ウエストバンクーバー研究所・カナダNRC国立海洋生物科学研究所にて客員研究員。

    • 一言

      地球表面の大部分を占める海洋、その水産資源については未解明のことも多く十分に利用されているとは言えません。水産資源を化学的に分析しながらその生き物の生命の営みやそれらが持つ機能を解き明かし、食資源や機能性サプリメントとして我々の生活にフィードバックしたいと考えています。

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