大学院

植物栄養生理学分野

研究内容紹介

私たち人類の生命は、植物が有する独立栄養生物の固有の生命活動により支えられている。そして、現在、その植物は人類のもたらした急激な地球レベルでの環境変化による大きな影響を受けようとしている。私たちはそうした植物と共存し、また食糧としての植物の地球レベルでの環境変化に対する基本的な応答と適応について、深い理解を持たなければならない。以上のような観点から、私たちの研究室では、イネなどの主要作物とシロイヌナズナなどのモデル植物を研究材料に高等植物に特有の機能、とくに光合成や無機栄養素の吸収同化、同化産物の体内での分配や利用等のメカニズム、それらと環境との関係を探ることをメインテーマに研究を行っている。研究のスタイルとしては、まず研究材料となる健全で均一な植物を育てることから始まり、次に、様々な手法を用いた研究が展開されている。用いられる手法は、非破壊組織によるクロロフィル蛍光解析・ガス交換測定法などの生理学的手法、GFP蛍光イメージング、形態学的な電顕観察、細胞小器官の分画などの細胞生物学的手法、タンパク質の分画・精製・免疫学的検出などの生化学的手法、形質転換体の作出や遺伝子発現を調べる分子生物学的手法ときわめて多様である。何を明らかにしたいかによって研究手段が選ばれ、マニュアルがない場合も多く、各自の工夫と技量が要求されている。

分野ホームページ

キーワード

光合成、Rubisco、葉緑体、窒素栄養、生産性、バイオマス、老化、収量、イネ、シロイヌナズナ

スタッフ紹介

  • 写真:牧野 周
    教授 牧野 周(Professor Amane MAKINO)
    • 専門分野

      植物の光合成と栄養の分子生理学

    • Tel

      022-757-4287

    • Fax

      022-757-4289

    • E-mail

      amane.makino.d2*tohoku.ac.jp(*を@に換えてください)

    • 経歴

      東北大学農学部農芸化学科卒・同大学大学院農学研究科博士課程後期修了(農芸化学専攻)・同大学農学部助手、助教授、同大学院助教授を経て現在に至る。

    • 一言

      全人類の食糧の80%が植物由来です。そのうち、半分以上はイネとコムギです。主要作物の安定的な生産は私達の責務です。自由な発想で、独創的な研究をしましょう。

  • 写真:石田 宏幸
    准教授 石田 宏幸(Associate Professor Hiroyuki ISHIDA)
    • 専門分野

      植物オルガネラのタンパク質代謝学

    • Tel/Fax

      022-757-4288

    • E-mail

      hiroyuki.ishida.b6*tohoku.ac.jp(*を@に換えてください)

    • 経歴

      東北大学農学部農芸化学科卒・同大学大学院農学研究科博士課程後期修了(農芸化学専攻)・同大学院助手、助教を経て現在に至る。

    • 一言

      植物は太陽光、水、CO2、と無機元素で生きる独立栄養生物です。あらゆる食糧生産は元をたどれば光合成に依存したものです。植物研究を通して、高効率・省エネ・リサイクルというエコライフの精神をも学ぶことができます。

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