放射光を利用する産学連携研究が仙台市トライアルユースに4件採択されました
農学研究科ならびに農学研究科附属放射光生命農学センター(注)では、フィージビリティスタディの一貫として「令和3年度仙台市既存放射光施設活用事例創出事業(トライアルユース事業)」への申請協力を進めてきたところ、下記の4件が採択となりました。
<三和油脂株式会社(山形県天童市)>
米油の搾油効率を高めるため、米ぬかの内部構造を可視化する。
<ゼライス株式会社(宮城県多賀城市)>
異なる食感のゼリーを客観的に評価するため、タンパク質の構造を分析する。
<はたけなか製麺株式会社(宮城県白石市)>
乾めんの乾燥過程を経時的に観察し、水分分布の変化を把握する。
<理研食品株式会社(宮城県多賀城市)>
乾燥ワカメの膨潤状態における組織を可視化する。
>>採択一覧(仙台市ホームページ)
今後も様々な課題を対象にフィージビリティスタディに挑戦し、農学研究科における放射光を活用した産学連携研究を進めていく予定です。各位のご協力をお願いいたします。
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