学生の受賞

国際学会でBest Talk Prizeを受賞

2019年度
植物栄養生理学分野
学術振興会特別研究員[PD]

高木大輔

写真:takagi

2019年6月23日から28日まで、ロシア・サンクトペテルブルグで開催された国際学会10th International Meeting Photosynthesis and Hydrogen Energy Research for Sustainabilityにおいて、Best Talk Prizeを受賞しました。リンは、植物の必須元素のひとつであり、植物の健全な生育に必要不可欠です。しかしながら、過剰なリン酸塩の施肥は植物を枯死させることが知られています。この現象は「リン酸毒性」として、約100年前に報告されていましたが、植物におけるリン酸毒性発症の具体的なメカニズムは明らかになっていませんでした。本研究は、リン酸過剰施肥時のイネにおける光合成応答を切り口として解析を進め、その結果過剰リン施肥条件下では光合成抑制による酸化ストレス増進と抗酸化活性の低下が同時に引き起こされることを明らかとしました。今回明らかとした、上記の現象は、植物のリン酸毒性による植物の枯死を説明する新規メカニズムと考えられます。

“Phosphorus toxicity decreases both electron sink activity and anti-oxidative activity in rice leaves”
Daisuke Takagi, Youshi Tazoe, Mao Suganami, Akihiro Ueda, Yuji Suzuki, Amane Makino

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