研究室紹介

 遺伝子情報システム学分野は1998年に大学院の重点化にあわせて新設された分野で、設立時は生命工学分野という名前で大学院の応用生命科学専攻に属していましたが、農学研究科の組織替えで生物産業創成科学専攻に移行して名前も現在のものに変わりました。平成22年度から研究室の場所が、プレハブ棟から研究実験棟第5(旧ゲノムリサーチセンター)3階へと移動しました。また、農学部の移転に伴い、平成29年2月より青葉山新キャンパスの本棟5階に移動しました。

 本分野では、設立当初の分野名にもありますように、生命工学=バイオテクノロジーという観点から、遺伝子組換え技術をベースに産業的に重要な有用物質生産や環境問題を解決するための技術開発につながる基盤研究を進めています。主として、産業微生物の遺伝子資源ならびにゲノム情報をもとに、有用物質生産に関与する遺伝子発現制御ネットワークを体系的に解明して、グローバルな細胞機能の理解と改変により生産性の向上を目指した基盤的かつ応用的な研究、教育を行っています。さらに、未知または未利用の遺伝子を探索、解明して産業に応用するための研究、教育を行ってます。

 

 具体的には、我が国での発酵産業で重要な役割を果たしている真核微生物のカビ(特に麹菌)や酵母が示す多様な生命現象を遺伝子レベルで解析すると共に、産業的な有用機能の向上並びに新たな機能の開発と利用に関する研究を行っています。

 

 研究の詳細な内容や研究室の雰囲気などお知りになりたい方は、遠慮なく研究室までお越しください。青葉山新キャンパスの住所および各教員の居室は以下の通りです。



〒980-0845 仙台市青葉区荒巻字青葉468-1

仙台駅からは地下鉄東西線の青葉山駅(南1出口)をご利用ください。


新谷尚弘 教授 遺伝子情報システム学 教員研究室 W508

渡部昭 助教 遺伝子情報システム学 学生・教員研究室 W506

(本棟の5階です)



研究室の歴史

1998年 生命工学分野創設、五味勝也 教授 着任

2004年 遺伝子情報システム学分野に改名

2004年 新谷尚弘 准教授 着任

2006年 渡部昭 助教 着任

2008年 研究室創立10周年記念祝賀会開催

2010年 プレハブ棟から研究実験棟5へ移転

2013年 研究室創立15周年記念祝賀会開催

2017年 雨宮キャンパスから青葉山新キャンパスに移転

2019年 五味勝也 教授 退職

2020年 新谷尚弘 教授 着任

Contact

教授 : 新谷尚弘

022-757-4445

takahiro.shintani.d7tohoku.ac.jp


助教 : 渡部昭

akira.watanabe.e5tohoku.ac.jp


(●を@に変えてください)


不具合などございましたら

WEB担当まで連絡ください。

●tohoku.ac.jp

(●を@に変えてください)