活動
福島県南相馬市における東北大菜の花プロジェクトの活動
東北大菜の花プロジェクトでは、南相馬市ふるさと回帰支援センター(福島県南相馬市)と協力し、南相馬市雫(しどけ)地区2 haの圃場に菜の花を栽培する活動を支援しています。昨年10月6日に中井教授が種まきに参加し、東北大学菜の花プロジェクトの説明をしました。
春には見事に満開になった一面の菜の花に、同センターの方や、周辺の方々はとても感動したそうです。
訪問したこの日は、花はもう終わっていましたが、莢にはぎっしりとタネが入り、順調に生育している様子がうかがえました(写真)。
同市内の他の地域において、東北大学菜の花プロジェクトが提供した種子を用い、3月にナタネを播く試みも行われています。
こちらも見てきました。播種時期、土壌の質など条件によって生育にかなりばらつきがありましたが、満開となっている圃場もありました。予め低温処理をする必要がありますが、条件がうまく揃えば3月にまいて、2~3か月程度で花を咲かせることが可能なことが、南相馬市で確認されました。
東北大菜の花プロジェクトは、南相馬市ふるさと回帰支援センターを通じて、同市における各種の活動をサポートしていきます。
(平成25年6月10日)