東北大学菜の花プロジェクト 現地体験報告会を開催いたしました。


9月13日(土)東北大学大学院農学研究科川渡フィールドセンターにて菜の花プロジェクト現地報告会を開催いたしました。
開始直前大粒の雨が降り出し、圃場見学ができるのか不安になりましたが、開始と同時に天候が回復し約30名の参加者の皆さんとともに、本年度菜の花の栽培試験圃場と塩害対策試験を行った水田へ見学に行きました。

    
 

圃場見学後の休憩時間に、ナタネ油を使用して作ったポップコーンを参加者の皆さんに味見して頂きました。広い川渡フィールド内を歩いたせいか、甘いキャラメル味のポップコーンは好評でした。



その後、齋藤教授と伊藤准教授から「放射性セシウム汚染や津波による塩害を乗り越えるために」、南條教授から「津波を受けた土の分析からわかったこと」、西尾教授と北柴准教授から「菜の花サイエンス」とそれぞれ活動の報告をいただきました。

     


【スケジュール】

 13:00~13:20  開会プロジェクトの概要  中井教授
 13:20~13:35  =菜の花圃場へ移動=  
 13:35~13:50  現地レクチャー①
 耐塩性菜の花の選抜
 北柴准教授
 13:50~14:05  =水田へ移動=  
 14:05~14:35  現地レクチャー②
 津波被災農地の土壌調査と菜の花
 伊藤准教授
 14:35~14:50  =講義室へ移動=  
 14:50~15:00 =休憩=
 15:00~15:20 放射性セシウム汚染や津波による塩害を乗り越えるために  齋藤教授 ・伊藤准教授
 15:20~15:40  津波を受けた土の分析からわかったこと  南條教授
 15:40~16:20  菜の花サイエンス  西尾教授 ・北柴准教授
 16:20~16:30  閉会  中井教授


ご参加いただきました皆様、遠くまで本当にありがとうございました。

東北大学菜の花プロジェクトの活動は、『菜の花サイエンス』(東北大学出版会)でも知ることができます。



  詳細はこちらです。

  東北大学出版会HP
  http://www.tups.jp/book/book.php?id=322