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非アロフェン質黒ボク土の土壌病害抑止作用

火山灰土壌のうち,アロフェン質粘土が少なく,Al-腐植複合体に富むものでは,ある種の土壌病害(インゲン根腐病など)を抑制する.これは土壌から適度にAlイオンが放出されるためであることがわかった.この性質をうまく利用することによって,減農薬栽培に結びつける研究を行っている.(秋田県立大学 古屋廣光 博士との共同研究)

(紹介文作成:高橋正,2006-05-11)

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上図:インゲン根腐病.激発で収穫皆無となる.
下図:土壌の交換性Alが多いと病斑数が少ない.

(Furuya et al., Phytopathology, 89:47-52 (1999))

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