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東日本大震災:南條正巳教授からのメッセージ

卒業生のみな様

 お元気でご活躍のことと拝察致します。この度の地震・津波・原発事故で被災された方々もお有りではないかと憂慮しております。みな様にも研究室はどうなのかとご心配をお掛けしているかも知れません。幸いにも農学研究科の建物は立ち入り禁止の札が貼られることはありませんでした。研究室内では若干の器具等がこわれましたが,少し高額な機器は何とか無事のようです。職員も学生もケガはありませんでした。書棚等を壁に固定していたことは有効でした。

 ところが,本震後一旦通水した水道は4月7日の余震で漏水し,再び断水となりました。その後,本日13日になって,多くのカ所は通水できました。ライフラインの中ではガスが最も遅れて,来週とされております。このような状況ではありますが,3・4年生は全学より早く今月25日から新学期を開始する運びです。そして,土曜日も使いながら授業を進め,夏の農場実習を通常に近い形で行う方向です。

 津波の被害は甚大で復興には長時間かかりそうです。それに比べれば内陸は何とかなりつつあります。ガソリンも値段は高いながら,ほとんど普通に買えるようになりました。みな様には,体調維持に留意されながらも益々ご発展されますよう祈念申し上げます。

南條正巳 2011-04-13

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