改良の対象となっている多くの形質は、正規分布に従うという前提のもとで、遺伝的改良量を予測します。しかし、乳脂率や飼料要求率などの比の形質は、分母と分子の形質が正規分布であっても、正規分布に従いません。そこで、比の形質における遺伝的改良量の予測方法を確立するための研究を行っています。
・研究業績:矢崎ら(2021)
高密度SNPチップは一度に数万SNPを遺伝子型判定できます。このSNPチップを使って、ゲノム育種価を予測する方法をゲノミック評価と言います。ゲノミック評価を効果的に行う方法について、実際の家畜から得られたSNP遺伝子型と共にシミュレーションによる研究を行っています。
・研究業績:Takeda et al. (2019, 2020, 2021)
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