食感や味などの肉質形質は、遺伝率が比較的高いことから育種改良が有効です。そのため、美味しい豚肉や牛肉生産を行うために、機械による客観的な肉質評価値を測定し、遺伝的な影響を調査しています。また、新規肉質形質の探索を行っています。
SNPなどのDNAマーカーによる選抜は、育種に係る時間を大幅に短縮し、より効率的な選抜が可能となります。そのため、ゲノムワイド関連解析(GWAS)を行い、有用形質と関連性のあるDNAマーカーの検出を行っています。また、5'-Nuclease
Assay法により簡易に多検体のSNP遺伝子型判定を行っています。
・研究業績:Sasago et al. (2018), Uemoto et al. (2017, 2020, 2021), Nagai et
al. (2022)
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