雨宮キャンパス感謝祭

雨宮キャンパス感謝祭

東北大学農学部「雨宮キャンパス感謝祭」開催にあたって

東北大学大学院農学研究科長
東北大学農学部翠生会会長
駒井三千夫

いよいよ雨宮キャンパスとのお別れの日が近づいてまいりました。
本キャンパスは夏目漱石、本多光太郎の師でもある粟野健次郎教授が教鞭をとられ、吉野作造、高山樗牛や土井晩翠らも学んだ旧制第二高等学校(旧制二高)の跡地です。大正14(1925)年に旧制二高が片平から北六番丁に移って以来、戦後の宮城高等女学校(宮城県第一女子高等学校を経て現在宮城県第一高等学校)を経て、昭和24年以降の新制東北大学農学部、農学研究科まで、北六番丁(雨宮)キャンパスは通算91年間(農学部のキャンパスとして68年間)、多くの人材を世に送り出してきました。近隣の商店会や町内会、雨宮神社に関わる皆様方から「農学部がなくなると寂しくなり、残念だ」というお言葉を頂く機会があり、本キャンパスが在校生、同窓生のみならず、近隣の方々からも愛されてきたことを強く感じました。そして農学部キャンパスのお別れの会ができれば、という機運が農学部で高まって参りました。 そこで、農学研究科が、翠生会、農学部同窓会、(公財)翠生農学振興会と一体となって、10月28日(金)から30日(日)にかけて「雨宮キャンパス感謝祭」を企画し、様々な行事を開催することとなりました。同じ日程で東北大学大学祭(全学学生)が、また29日(土)には東北大学ホームカミングデー(全学)が開かれます。
青葉山新キャンパスへの移転作業は10月より開始されます。作業中は危険防止のため、構内への立ち入りが制限されることが予定されています。感謝祭は、雨宮キャンパスの歴史を感じる最後の週末となりましょう。
キャンパス在籍者一同、農学部同窓生の皆様と近隣の皆様のご来場をお待ちしております。

平成28年7月28日

雨宮キャンパス感謝祭のスケジュール等のお知らせ

雨宮キャンパス感謝祭は、下記のスケジュールで雨宮キャンパスを会場に開催予定です。
各種の行事は、農学研究科・農学部の学生・教職員とそのOB・OGが下記のとおり企画し開催します。

各種行事の情報は、下記のWEBサイトをご覧ください。