動物生命科学コース(応用動物科学コース)

動物機能形態学

研究内容

動物の発育過程における、組織および細胞の機能形態変化を理解するための基礎研究を通して、安定した家畜・家禽生産を可能にするための畜産学研究を行っている。特に、小動物モデルも駆使した免疫臓器の機能および形態形成に関する分子プロセスを理解するための研究を通して、動物の免疫機能強化を可能にする分子標的の特定を目指している。牛、豚、鶏の粘膜組織に発達する免疫機構(粘膜免疫)を研究の対象とすることで、産業動物の粘膜感染症(例:乳房炎や下痢症)を予防するための免疫戦略を、粘膜組織の免疫細胞および臓器を標的として構築することを目的としている。

1)哺育の質向上を目指した乳腺における母子移行免疫の機構解明
2)幼若家畜・家禽の免疫臓器の機能・形態形成に関する機序解明
3)家畜・家禽の腸内における免疫/微生物環境改善による腸内感染症予防・治療
4)乳牛の乳房炎の発症機構解明とその予防技術開発

分野ホームページ

https://www.agri.tohoku.ac.jp/keitai/index.html

キーワード

形態形成、機能成熟、組織、細胞、腸管、乳腺、粘膜免疫、粘膜感染症、下痢症、乳房炎

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