氏名 | 阿部 直樹 |
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職位 | 助手 |
TEL | 022-757-4356 |
FAX | 022-757-4356 |
naoki.abe.a4*tohoku.ac.jp(*を@に換えてください) | |
専門分野 | 微生物利用学 |
経歴 | 東北大学農学部農芸化学科卒業、同大学院農学研究科博士課程後期中退、東北大学農学部助手、東北大学大学院農学研究科助手、現在に至る |
Research map | https://researchmap.jp/read0168729?lang=ja |
研究内容 | |
1.生分解性プラスチックおよびバイオポリマーの微生物分解機構の解明 これらの物質は再生可能な植物資源を原料とし、生分解性も高いことから「持続可能な開発目標(SDGs)」を達成するための重要な素材として注目されています。資源循環型の社会を維持するためには、微生物による速やかな生分解がキーとなっており、そのメカニズム解明や能力向上を目指しています。
2.植物由来の天然抗腋臭菌物質の開発 腋臭(ワキガ)に悩んでいる人は多く、他人を避けるために「ひきこもり」になるなどの社会問題にもなっていることから、腋臭を引き起こす原因菌のみに抗菌作用を示す安心安全な物質の単離と構造決定を行っている。 | |
シーズ | |
1.粘液細菌(Myxobacteria)のカルチャーコレクションの維持 粘液細菌は抗生物質や溶菌酵素を分泌して他の菌を殺したり溶菌させ、その栄養分を利用して生活している土壌細菌の一種である。また各々の細胞が集まって子実体を形成し、その内部で一部の細胞が胞子に変態するという特殊な性質を有している細菌でもある。日本では粘液細菌を有用物質生産のための遺伝子資源として取り扱っている研究機関は見当たらないが大きな可能性を秘めている菌種である。過去に単離した菌株の提供とこれから新たに分離する場合の指導が可能である。 リンクURL: https://www.jstage.jst.go.jp/article/microbes1986/1/1/1_1_1/_pdf/-char/ja |
