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氏名 榎本　賢
職位 教授
Mail masaru.enomoto.a2＊tohoku.ac.jp（＊を@に換えてください）
専門分野 天然物化学，有機合成化学
経歴 東北大学農学部応用生物化学科卒業，東北大学大学院農学研究科博士後期課程修了，東北大学大学院農学研究科助教，産業技術総合研究所研究員を経て現在に至る（この間2021.11–2022.6英国オックスフォード大学化学科Academic Visitor）
Research map https://researchmap.jp/read0145774
研究内容

生物活性天然有機化合物の全合成

生命現象は複雑なものが多いですが，一つ一つの素反応は有機化学反応により成り立っており，それらの中には非常に有用な反応様式・作用機構を含んでいるものがあります。生物が利用する有機化学に学ぶことで，新たな医薬や農薬の候補化合物になる可能性を秘めた天然有機化合物（天然物）の新たな合成法や利用法を開発したいと思っております。

シーズ

妊娠検査薬やインフルエンザ診断薬には金ナノ粒子にタンパク質等が担持されたものが使用されています。天然物はこれまで医薬・農薬やケミカルプローブ等への利用が主な用途でしたが，多様な作用機構を有する生物活性天然物も金ナノ粒子に担持することで，新たなセンサー物質の創成が可能になると考えております。詳しくは，下記をご参照ください。