氏名 |
伊藤 隼哉 |
職位 |
助教 |
TEL |
022-757-4419 |
FAX |
022-757-4417 |
Mail |
junya.ito.d3*tohoku.ac.jp(*を@に換えてください) |
専門分野 |
食品機能学、分析化学 |
経歴 |
東北大学農学部卒業、東北大学大学院農学研究科博士課程後期修了(農学博士)、日本学術振興会特別研究員、東北大学大学院農学研究科博士研究員、山形大学農学部博士研究員、を経て現職に至る。2021年7月より東北大学プロミネントリサーチフェローに選出。 |
Research map |
https://researchmap.jp/junyai |
研究内容 |
- 過酸化脂質の精密解析を通した生体や食品における脂質過酸化の全貌解明
脂質関連分子に関する食品機能学研究、特に、生体老化や食品劣化に深く関与する脂質過酸化の定量的解明を目指してきました。具体的には、解析機能の向上が著しい質量分析(MS/MS)など、先端分析技術を活用した高度な解析と、脂質過酸化機構の解明、そして、ヒト疾病における病態増悪化メカニズムを究明してきました。また、最近では、質量分析の最新技術(イオンモビリティー)を過酸化脂質分析に応用することに初めて成功しました。このような過酸化脂質の精密解析を通して、生体や食品における脂質過酸化の全貌解明を目指して研究を行っています。 - 吸収代謝の理解に重点をおいた食品機能性成分の活用
日々の食に含まれる様々な機能性成分(抗酸化成分等)による細胞の老化や老化性の障害、およびこれらの予防について研究しています。機能性成分の研究を進める上で、生体内における機能性成分の吸収と代謝機構の理解は極めて重要です。そのため、質量分析をはじめとした種々の分析技術を基盤に、高感度・高選択的な分析手法を開発し、機能性成分の吸収と代謝機構を評価するとともに、その活性本体が何であるのかを理解することを常に念頭に置き研究に取り組んでいます。
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