氏名 | 豆野 皓太 |
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所属 | 生物生産科学専攻 農業経済学講座 環境経済学分野 |
職位 | 助教 |
TEL | 0227-57-4184 |
FAX | 0227-57-4185 |
kota.mameno.d2*tohoku.ac.jp(*を@に換えてください) | |
専門分野 | 環境経済学、保全社会科学、保全マーケティング、野生動物管理学 |
経歴 | 北海道大学大学院 農学院 資源環境専攻 修了、国立環境研究所 生物・生態系環境センター リサーチアシスタントを経て現職 |
Research map | https://researchmap.jp/kmameno |
研究内容 | |
外来生物管理に関する軋轢緩和への貢献人間活動により本来の分布域の外に持ちだされた生物(外来生物)は、生物多様性や生態系に深刻な被害をもたらしています。一方で、これら外来生物の中には、人々にとって有益であるとして意図的に導入された生物種も多くおり、このような外来生物の管理には、利害関係者の理解や協力は欠かすことが出来ません。そこで、私は、環境経済学を始めとする社会科学的手法を用いて、外来生物の管理に対する人々の選好に関する研究を行っています。 ![]() リンクURL: https://www.nies.go.jp/biology/research/publish/202205.html |
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自然の恵みを貨幣価値として評価自然は我々人類に様々な恩恵をもたらしており、その中には「美しい風景」や「綺麗な空気」「多様な生物の生息地」など、市場では適切に評価されず、タダ同然に扱われてきた恵みも多くあります。私は、気候変動対策や環境配慮農業の実施など、自然環境に関する意思決定に「自然の恵み」の価値が考慮されることを目的に、市場で評価されない自然の価値を貨幣価値として定量的に評価する研究に取り組んでいます。 *環境の貨幣価値評価に関する談話を宮城県予防医学協会広報機関誌に取り上げて頂きました。 ![]() リンクURL: https://www.nies.go.jp/biology/research/publish/202202.html |
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シーズ | |
生物多様性やその保全を経済収益に繋げる持続的な食料生産と生物多様性保全の両立は世界中で大きな課題となっています。持続可能な開発目標(SDGs) においても、環境に配慮した農業生産を通じた生態系や水資源の保全(Goals 2, 6, 15)等が掲げられています。 私は、農産物市場における生物多様性に配慮した農産物の市場メカニズムの解明を通じて、持続的な食糧供給を維持するとともに、生物多様性の付加価値を創出し、保全を促進するマーケティング手法・仕組みの構築に関する研究に取り組んでいます。 *生物多様性に関連する食品ラベルに関する研究について日本農業新聞に取り上げて頂きました。 ![]() リンクURL: https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2022/12/press20221214-01-rice.html |
