氏名 陶山 佳久
職位 教授
TEL 0229-84-7359
FAX 0229-84-6490
Mail suyama*tohoku.ac.jp(*を@に換えてください)
専門分野 森林分子生態学、保全遺伝学
経歴 筑波大学大学院農学研究科修了、森林総合研究所ポスドク、筑波大学助手等を経て現職
Research map https://researchmap.jp/read0047486?lang=ja
研究内容

最新のDNA分析技術を駆使して、世界の森林植物・絶滅危惧種等の遺伝的情報を解析し、主にそれらの種多様性・遺伝的多様性を保全することを目的として以下の研究を行っています。

1)保全遺伝:絶滅危惧種保全のための集団ゲノミクス解析

2)分子系統分類:世界の生物多様性保全のための網羅的分布調査と分子系統解析

3)集団遺伝・分子系統地理:遺伝的地域性保全のための集団ゲノミクス解析

4)次世代DNA分析技術開発:品種育成者権保護等のための高精度DNA識別技術

シーズ
  • 分子系統解析のための新しい次世代DNAシーケンシング技術を開発

    2015年に発表した新たなゲノムワイドDNA塩基配列分析法であるMIG-seq法(Suyama & Matsuki 2015)は、生物個体、集団、種等の識別をはじめ、集団遺伝、系統分類等に用いることのできる画期的手法です。2022年には、この手法を改良すると共に、複数の分子系統マーカーの配列情報を次世代シーケンシング技術によって簡便に取得する方法を開発し、これらを相補的なコンビネーション技術として発表しました(Suyama et al. 2022)。

リンクURL: https://doi.org/10.1038/srep16963

リンクURL: https://doi.org/10.1111/1440-1703.12270