氏名 | 多田千佳 |
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chika.tada.e1*tohoku.ac.jp(*を@に換えてください) | |
専門分野 | 環境微生物学、有機性廃棄物の有効活用、バイオマスエネルギー |
経歴 | 平成10年4月(財)茨城県科学技術振興財団霞ヶ浦水質浄化プロジェクト研究員 平成14年4月 (独)産業技術総合研究所エネルギー利用部門特別研究員就職 平成17年4月 沖縄工業高等専門学校生物資源工学科 助手 平成19年4月 沖縄工業高等専門学校生物資源工学科 助教 平成20年4月(独)産業技術総合研究所バイオマス研究センター特別研究員 平成21年2月 東北大学大学院農学研究科准教授 平成30年4月 農学研究科附属複合フィールド教育研究センター副センター長 |
Research map | https://researchmap.jp/read0145763 |
研究内容 | |
有機性廃棄物から微生物を活用してエネルギー生産することを主な研究としている。また、これらの有機性廃棄物のエネルギー化や液肥利用による地域内の資源循環を目指した活動も行ってきた。その一つの代表が、「エネカフェ・メタン」で、地域から持ち寄った生ごみをバイオガスに変換して、そのバイオガスでお湯を沸かし、お茶が飲めるカフェである。このほか、「一家に一台」を目標に、超小型メタン発酵システムについても科研費萌芽の共同研究で作製し、いざというときに、毎日の生ゴミをエネルギーに変える暮らしの提案をしている。現在、微生物燃料電池(MFC)の中でも、レアメタルを使用しないメタン菌cathode MFCの研究や、食肉処理場で廃棄される牛の胃液を活用した草本バイオマスの効率的なバイオガス化、微生物分解が困難とされる油脂の分解とバイオガス化の研究を進めている。このほか、次世代教育として、小中高校生向けに生ごみからエネルギーをつくる出前授業を展開中。 | |
シーズ | |
著書 生ごみからエネルギーをつくろう! 文:多田千佳 絵:米林宏昌、農文協、東京、2020.2.15 |