第２６回　日本乳房炎研究会学術集会

２０２１年１０月２３日（土）　１３：００～１７：３０

会場：Zoomによるオンライン開催
テーマ：乳房炎防除の研究は進化しているか！

開会挨拶（13:00～13:05）
林 智人（日本乳房炎研究会 会長）

基調講演（13:05～13:30） 座長： 野地智法（東北大学）
乳房炎防除研究の現在 ＝過去を振り返り、未来を見据える＝
林 智人（農研機構 動物衛生研究部門）

シンポジウム（13:30～14:50） 座長：小林 謙（北海道大学）、篠塚康典（麻布大学）
１．甚急性および急性乳房炎牛に対する非ステロイド性鎮痛剤による治療の考察
久枝啓一（中四国乳房炎協議会）
２．臨床現場における乳房炎防除の展望と課題
大林 哲（十勝乳房炎協議会）
３．迅速な病原微生物同定のためのゲノム解析システム
今西 規（東海大学）
４．国際酪農連盟（IDF）において議論されている乳房炎の定義に関するガイドラインについて
菊 佳男（酪農学園大学）

休憩（14:50～15:00）

一般講演（15:00～17:00） 座長：長澤裕哉（動衛研）、鈴木直樹（広島大）

臨床－１．
簡易的で迅速な乳房炎乳中微生物のグラム染色判定
○鈴木直樹1・金子宗平2・磯部直樹1（1広島大院 統合生命、2NOSAI広島 臨研）

臨床－２．
一酪農家における搾乳牛の乳頭口スコアと体細胞数の関係
○崎山 悠・山根優真・眞鍋明仁・久枝啓一（岡山理科大学獣医学部 獣医保険看護学科）

臨床－３．
乾乳期乳頭外部シールド材装着による牛乳房炎予防効果
○大田垣 優1・河合一洋1,2・篠塚康典1,2・楜澤共生1,2（1麻布大獣医、2麻布大乳房炎リサーチセ）

臨床－４．
乳用牛における日本型選択的乾乳期療法の構築
北野菜奈1,2・菊 佳男1・○髙橋俊彦1（1酪農大、2共立製薬）

臨床－５．
超音波画像解析を用いた乳房炎の治療効果および予後判定の検討
○石井美玖1・大谷夏輝1・田中秀和1・菊 佳男2・磯部直樹3（1千葉県農業共済組合、2酪農学園大学、3広島大学）

臨床－６．
乳汁細菌検出キットによる経済損失の削減に資する有用性評価に関する研究
○関塚次郎1・大林 哲1・高橋和瑛1・來原加奈1・長澤裕哉2・杉山 碧2・林 智人2・菊 佳男3・前花浩志4・小田光太郎4（1十勝乳房炎協議会・十勝NOSAI、2農研機構動衛研、3酪農学園大、4旭化成㈱）

基礎－１．
暑熱ストレスが妊娠期の乳腺胞発達に及ぼす影響を培養モデルにより検証する
○若狹 遥1・呂 姍霓2・小山大空1・西邑隆徳1・小林 謙1（1北大院農、2北大農）

基礎－２．
ウシ乳腺上皮細胞に対するMycoplasma bovisの細胞内侵入機構
○房田京子・江口亜矢子・西 航司・権平 智・樋口豪紀（酪農大 獣医衛生）

基礎－３．
乳房内における黄色ブドウ球菌のバイオフィルム形成機序の解明とそれに関わる分子の探索
○長澤裕哉・岩田剛敏・杉山 碧・林 智人（動衛研）

基礎－４．
前泌乳期の乳房炎罹患経験の有無による乳量、乳成分ならびに各種遊離アミノ酸濃度の変化
○武本智嗣1・伊藤昌彦2・永岡謙太郎3（1JA全農 飼中研、2浜松医大 医 ウイルス寄生虫学、3農工大 農 獣医生理）

基礎－５．
乳房炎罹患乳房と健常乳房の超音波画像における数値的特徴の比較
○大村学海・小熊亜津子・閏間英之（静岡畜技研）

基礎－６．
ホルスタイン種において乳汁中のIgAおよびIgM濃度の遺伝率は高い
○桂哲平1・遠藤佑真1・庄 涛1・浦川めぐみ1・吉村 梢1・高梨 暁1・林 智人2・菊 佳男3・長澤裕哉2・浅野貴史4・佐沢公子4・横井允雄5・吉田 岳6・中村武彦1・上本吉伸1・野地智法1・麻生 久1（1東北大学大学院農学研究科、2動衛研、3酪農大、4宮城県畜産試験場、5よつ葉乳業、6士幌農業組合）

日本乳房炎研究会総会（17:05～17:25)
野地智法（日本乳房炎研究会 事務局長）

閉会挨拶・高居百合子学術賞授与式（17:25～17:30)
林 智人（日本乳房炎研究会 会長）

情報交換会（17:30～18:30)
オンライン