
専門分野 分子生物学 の、原田昌彦博士へのQ&Aです。
Q1.はじめに、子供の頃になりたかった職業は何ですか?
いくつかありますが、その一つが料理人(洋食店のコックさん)です。
Q3.好きな生物(動物or海洋生物or植物)は何ですか?
Q4.海外での経験をお聞きします。今までに訪問したことのある国を教えてください。
イギリス、オランダ、スウェーデン、ベルギー、フランス、ポルトガル、スペイン、ドイツ、オーストリア、スイス、イタリア、ハンガリー、チェコ、スロバキア、ポーランド、ロシア、中国、台湾、韓国、シンガポール、マレーシア、ベトナム、インド、ネパール、アメリカ合衆国
Q6.それはどういうところでしょうか?
自分が住んでいたこともありますが、日本とは異なる歴史、文化(音楽、絵画、建築など)、気候風土があり、その楽しみ方を人々が知っているところがいいと思います。
Q7.おいしいな、と思った料理(食べ物)何ですか?
ウィーンなどの街のスタンドで冬だけ売っている焼き栗です。日本の焼き栗と違って甘くないですが、素朴な味と温かさで、冬の鉛色の空の下で鬱々とした心が癒されます。
Q8.美味しそうに見えたのに、食べたらがっかりしたものはありましたか?
"Blutwurst"、直訳すると血のソーセージ。ドイツ、オーストリアなどで一般的で、一見、ちょっと色の濃いソーセージですが、豚の血を腸詰めにしたものです。おいしいらしいですが、私にはちょっと・・・でした。
Q9.日本と比較して違う、と思った所や習慣を教えてください。
セミナーなどが終わると、拍手の代わりに、机をこぶしでコンコンと叩きます。ドイツ語圏での習慣らしいですが、最初は戸惑いました。
Q10.旅行(観光)に行くなら、お薦めの国はありますか?
プラハはお薦めです。中世からの街並みが残っていて、何よりビールが安くて美味い。
Q11.今、目の前にドラえもんの道具「どこでもドア」があったら、どこに行ってみたいですか?
Q12.食生活についてお聞きします。好きな料理や料理ジャンルは何ですか?
基本的に和食が好きですが、おいしいワインがある状況では、チーズ・パンがメインの洋食がいいです。
Q13.子供の頃は嫌いだったけれど、大人になって好きになったものはありますか?
チーズです。給食で出されるチーズ(四角くて、銀紙につつまれていたもの)は大嫌いでした。
Q15.最後の晩餐に、是非とも食べたいものを教えてください。
Q16.今、大学生に戻れるとしたら、何をしてみたいですか?
物理と語学(ドイツ語、フランス語)を「趣味」として学びたい。
Q17.大学教員になっていなかったら、何をしていると思いますか?
Q18.今後、研究者として、どのように過ごしていきたいですか?
自分の専門分野である「エピジェネティクス」の機構を理解して応用するための研究を進めたいのはもちろんですが、「食」が健康に与える影響を「エピジェネティクス」の観点から明らかにしたいという希望があります。
Q19.最後になりましたが、食の安全性とは、何だと思いますか?
単に“toxic”な成分が入っていないから「安全」というだけでなく、今後は、食品成分が間接的に遺伝子発現に与える影響までも考えた、もっと広い意味での「安全」を考える必要があるように思います。