活動一覧

2022あぜりあ市への出展

6/5(日)に行われた2022あぜりあ市へ出展を行いました。事前に村民へあぜりあ市開催のちらしが配られたこと、また、直前に岸田文雄総理大臣が訪問することが決定したことが理由か、大盛況でした。

東北大学ではパネル展示に加え、圃場見学、先着50苗分のすずこま苗の配布を行い、用意していたチラシも苗もほぼなくなり、圃場見学の参加者も約20名とたくさんの方に大学の活動を知っていただくことができました。

岸田総理は6/12に初となる帰還困難区域内にある特定復興拠点区域の避難指示が解除されることにふれ、福島の復興を国が責任を持って遂行するとスピーチされました。

同様に出展していた郡山女子大学はえごまに東北大学のカラシナを加えたふりかけを作成し、東北大とのコラボ作品として来場者に無料配布を行いました。

当日は来場者も出展ブースも多く、たくさんの方々と交流することができました。

2022年06月06日

葛尾村民へトマト苗の配布

5/14(土)にあぜりあにて加熱調理用トマト、すずこまの苗を配布しました。
葛尾村の特産品として、いくつか栽培試験を行っている野菜の1つで、昨年は生果実とドライトマトを無料配布して知ってもらい、今年度は実際に栽培してもらうために苗を配布しました。
多数の村民の方に申し込みいただき、合計で300株ほど提供しました。

2022年05月20日

2021葛尾村大学間連携会議で発表

1/31に葛尾村と連携協定をむすび村内で活動している3大学の連携会議が今年も行われ、小倉教授が東北大学の復興活動の取組について発表しました。

2022年02月04日

あぜりあ市に出展しました

11/1(月)にあぜりあ市に出展し、試食提供と植物工場見学、スマートグラスの体験を行いました。
試食は90食を10時から開始し、12時には売れ切れてしまいました。
加熱調理用トマト、ミニミニカリフラワー、粒マスタード、全て好評でした。植物工場見学ツアーも2回行い、全部で18名の参加でした。地元の親子も参加してくれました。

2021年11月19日

葛尾村エクステンションツアーを行いました

10/23(土)に葛尾村エクステンションツアーを開催し、10名の学生、社会人、教員に参加いただきました。
常磐道を経由し、浪江IC下車後は葛尾むらづくり公社松本松男さんに浪江-葛尾間の車窓からのガイドや震災時の葛尾村の様子、農業の復興についてお話しいただきました。浪江町の住民は避難の際、今いる場所から離れればいいということで、浪江町中心から30㎞離れた津島支所に避難をしました。しかし、そこには高い放射能を含んだ雪やみぞれが降り注いでおり、そこで1週間程過ごさせてしまったいうことを当時の町長はとても申し訳なく感じていたというお話が印象的でした。

葛尾村郷土文化保存伝習館、葛尾大尽屋敷跡は昨年もお世話になった上遠野さんにガイドいただきました。
伝習館では、珍しい農機具(くさし)や、2011年の震災から現在までの村の変遷がわかるパネル、三匹獅子舞、村に残る270年前に描かれた涅槃仏図などについてお話しいただきました。

葛尾村大尽屋敷は「葛尾村の大金持ち」という意味で、松本一族が最も栄えた8代目葛尾大尽・松本聡通(さとみち)の後妻イネのために作られた庭園や、蔵までの道を水を張って隠したあかずの池などがかすかに面影を残しており、参加者は当時の松本氏の栄華に思いを馳せました。参加者からは、来歴から後妻の話までユニークな話し方で伺えとても楽しかった等の声がありました。

午後は2グループに分かれ、圃場見学と昼食をとりました。
圃場で現在育てているえごまを試食、カラシナ、ミニカリフラワーを見学した後、唐箕でえごまの選別作業体験を行い、種と殻を分別しました。植物工場ではハウスの設備の違いやマンゴー・トマトの栽培管理について説明を受けました。
昼食時には凍み餅(じゅうねん味、きな粉味)、けんちん汁、フキの甘辛煮の提供がありました。

かつらお胡蝶蘭合同会社の杉下さんからは施設や栽培技術、人材育成などについて説明があった後、杉下さんがこの仕事に携わるようになった経緯や葛尾村で熱帯植物を栽培するメリット・デメリットなどについて質疑応答がありました。
㈱牛屋では、経営者である吉田さん、獣医師である奥様の美紀さん、長男の隼さんの出迎えを受けました。国産羊肉の流通量や牛の肥育鵬について説明を受けた後、その後、翌々日に出荷予定の羊の毛刈りをするということで体験をさせてもらい、4人が毛刈りを体験しました。

ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

 

2021年10月29日

浜通りエクステンションツアーを行いました

延期していた浜通りエクステンションツアーを10/10(日)に行い、12名が参加しました。
これまでは葛尾村を中心に訪問ツアーを行っていましたが、今年度採択された令和3年度「大学等の「復興知」を活用した人材育成基盤構築事業」の一環として、南相馬市・浪江町にも活動範囲を広げていきます。

特に南相馬市については今回は初めての訪問となりました。
浜地域農業再生研究センターの常盤所長からは、ヘアリーベッチをはじめとする緑肥の効果や様々な防護柵における対応獣種とコスト対策などの実証研究事例の紹介、震災前後の農作物の作付面積の比較紹介等のお話をいただきました。学生からの、「なぜトルコキキョウを選んで栽培したのか?」という質問に、他地域での催場実績があるためデータがあったことと、ハウス栽培のため小規模でも始められること、玄人向けの品目のため技術を身につければ小規模でも収益をあげられるためと回答されました。

小高工房の廣畑さんからは、震災当日のご自身とお子さんの様子、避難指示を受け、それから解除された小高区について、3人で15本の苗から始めた唐辛子プロジェクトについて等お話しいただきました。廣畑さんは、「震災とは何か」考えたときに「明日の予定がなくなること」だと感じたそうです。
午後は唐辛子の収穫体験をさせていただきました。「緑の部分がなく、胎座がしぼんだ真っ赤なもの」を収穫するよう説明いただき、参加者同士、これはまだ先が緑だ。(列になって端から収穫していたのに)ここ見落としてた!と話しながら収穫を楽しんでいました。新型コロナウイルスで参加者同士のコミュニケーションをなかなか取れない中で貴重な時間でした。


浪江まちづくり公社の菅野さんには昨年同様請戸地区のガイドをお願いしました。請戸漁港は初めての見学となりました。請戸の漁師は腕が良く、震災前は刺網漁法で生きたまま魚を取り、活魚として東京の市場に卸していたといいます。昨年4月から水産業の共同利用施設・市場が再開し、水揚げが再開したため町内にも新鮮な魚が出回るようになったそうです。
浪江町の津波被災地の方の一番の願いは早くお墓を作ってほしいということでした。そこで町の震災後第一号の公共事業として行われたのが大平山霊園の整備でした。お盆とお彼岸には復興支援の方々で霊園にテントを張り、再開の場としました。

ご協力いただいたみなさま、誠にありがとうございました。

2021年10月15日

10/23(土)葛尾村エクステンションツアー開催。参加者募集

この度、当センターでは採択された令和3年度「大学等の「復興知」を活用した人材育成基盤構築事業」の一環として活動を行うこととなり、その参加者を募集いたします。

日時:令和3年10月23日(土)
行程:午前7:50までに農学研究科 青葉山キャンパス集合(厳守)→葛尾村郷土文化保存伝習館→葛尾大尽屋敷跡→昼食→東北大学圃場・植物工場→かつらお胡蝶蘭合同会社→㈱牛屋→17:40青葉山キャンパス着
定員:先着20名(座席の間隔をあけてバスに乗車するため) 
対象:学生・院生・留学生・教職員 
※留学生の方へ:ツアーは全て日本語で行います。
詳細:
・ツアーは無料です。
・昼食は各自で持参してください。
・参加者には、終日マスクの着用をお願いします。
・バス乗車前に検温し、発熱が確認された場合には参加をお断りする場合があります。
・ツアー途中からの参加、合流等は一切できません。
・新型コロナウイルスの感染状況、また気象状況等により、ツアーを中止または内容の変更をする場合がございますので、あらかじめご了承ください。

問合せ先:次世代食産業創造センター事務局 022-757-4195/tascr-agri@ml.tohoku.ac.jp(お申し込みはフォームからお願い致します)

※募集チラシの「参加要件」「連絡事項」をご確認の上、以下URLのGoogleフォームよりお申し込みください。
たくさんのご応募をお待ちしております。

農学研究科 次世代食産業創造センター

2021年09月17日

10/10(日)延期していた浜通りエクステンションツアーを開催

先日9/19(日)ツアーについて延期のご報告をしておりましたが、再開のめどが立ちました。
10/10(日)に開催いたします。つきましては若干名の追加募集を行いますので、ツアー参加をご希望の方は以下URLまたはチラシのQRコードのグーグルフォームからお申し込み下さい。

日時:令和3年10月10日(日)
行程:午前8:20までに農学研究科 青葉山キャンパス集合(厳守)→福島県浪江町着、「浜地域農業再生研究センター」職員様より講話→浪江町請戸地区見学→道の駅なみえ休憩・見学→南相馬市「小高工房」および畑の見学と講話→18:00青葉山キャンパス着定員:先着22名(座席の間隔をあけてバスに乗車するため) 
対象:学生・院生・留学生・教職員 
※留学生の方へ:ツアーは全て日本語で行います。
詳細:
・ツアーは無料です。
・昼食は各自で持参してください。
・参加者には、終日マスクの着用をお願いします。
・バス乗車前に検温し、発熱が確認された場合には参加をお断りする場合があります。
・ツアー途中からの参加、合流等は一切できません。
・新型コロナウイルスの感染状況、また気象状況等により、ツアーを中止または内容の変更をする場合がございますので、あらかじめご了承ください。

問合せ先:次世代食産業創造センター事務局 022-757-4195/tascr-agri@ml.tohoku.ac.jp(お申し込みはフォームからお願い致します)

※募集チラシの「参加要件」「連絡事項」をご確認の上、以下URLのGoogleフォームよりお申し込みください。
https://onl.tw/LCzjjrC


農学研究科 次世代食産業創造センター

なお、参加者多数の場合は先着順とさせていただきます。

 

 

 

2021年09月17日

マンゴー提供についてメディアに取り上げられました。

「給食でマンゴー味わう 福島県葛尾村の小中学生 東北大大学院が試験栽培」(福島民報)
「特産品目指す葛尾産マンゴーが学校給食に 葛尾村」(NHK)
「葛尾マンゴーの甘さにびっくり 小中学校の給食で提供」(福島民友新聞)

2021年09月06日

9/19(日)浜通りエクステンションツアー(9月)延期のお知らせ


農学研究科 次世代食産業創造センターでは、「復興農学」をはじめとする講義科目の開講や、福島県内の被災地への見学ツアー等、被災地における農業の復興を先導する人材の育成を行っております。そうした取り組みの一環として、連携を結んでいる福島県南相馬市・浪江町において、エクステンションツアーを開催することとなり、そのご案内をさせていただいておりました。しかし、9/12(日)まで宮城県では緊急事態宣言が発令されており、それ以降もまん延防止等重点措置期間となる予定です。それに伴い学内の新型コロナウイルスに対する行動指針もレベル3にあがっています。そのため、今回のツアーは延期する決定をいたしました。次回の開催時期は未定となっておりますが、決定次第ご連絡させていただきます。開催時期、また実施の際も予防を徹底して行ったうえでの開催といたしますので、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

問合せ先:次世代食産業創造センター事務局 022-757-4195/tascr-agri@ml.tohoku.ac.jp

農学研究科 次世代食産業創造センター センター長   阿部 敬悦

復興農学部門長 小倉 振一郎

2021年08月25日

9/19(日)浜通りエクステンションツアー開催。参加者募集

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この度、当センターでは採択された令和3年度「大学等の「復興知」を活用した人材育成基盤構築事業」の一環として活動を行うこととなり、その参加者を募集いたします。

日時:令和3年9月19日(日)
行程:午前8:20までに農学研究科 青葉山キャンパス集合(厳守)→福島県浪江町着、「浜地域農業再生研究センター」職員様より講話→浪江町請戸地区見学→道の駅なみえ休憩・見学→南相馬市「小高工房」および畑の見学と講話→18:00青葉山キャンパス着
定員:先着22名(座席の間隔をあけてバスに乗車するため) 
対象:学生・院生・留学生・教職員 ※留学生の方へ:ツアーは全て日本語で行います。
詳細:
・ツアーは無料です。
・昼食は各自で持参してください。
・参加者には、終日マスクの着用をお願いします。
・バス乗車前に検温し、発熱が確認された場合には参加をお断りする場合があります。
・ツアー途中からの参加、合流等は一切できません。
・新型コロナウイルスの感染状況、また気象状況等により、ツアーを中止または内容の変更をする場合がございますので、あらかじめご了承ください。

問合せ先:次世代食産業創造センター事務局 022-757-4195/tascr-agri@ml.tohoku.ac.jp(お申し込みはフォームからお願い致します)

※募集チラシの「参加要件」「連絡事項」をご確認の上、以下URLのGoogleフォームよりお申し込みください。
https://onl.tw/LCzjjrC
たくさんのご応募をお待ちしております。


農学研究科 次世代食産業創造センター 

2021年08月01日

次世代食産業創造センターを設立しました

 生物多様性応用化学センターと東北復興農学センターが統合して、令和3年4月に次世代食産業創造センターを設立しました。旧センターの活動を引き継ぐとともに、急速に進む少子高齢化、過疎化に対し、農林水産・食品産業の維持発展と自然共生による生物多様性の維持を両立させ、持続可能で自立した東北地域を構築するための研究・教育を行ってまいります。

 

2021年04月01日