植物生命科学コース
作物学
研究内容
人間の食料や工業原料となる作物を研究対象とし,収量増加や生産技術の改良を目指します。
広い土地で栽培される作物は、人間の食料や生活を支えており、今後も世界が持続的に発展していくためには必要不可欠なものです。しかしながら温暖化や土壌劣化などの影響があり、将来の生産は必ずしも保障されているわけではありません。また、過疎・高齢化などの社会変化の影響も強く受けます。こうした状況において、収量増加や生産技術の改良を行い、農業生産の維持・発展に貢献しようと考えています。
具体的には農家圃場調査等を行い、生産阻害要因やその改善効果の量的評価を行います。また圃場実験を行い、作物生産性に関する生理生態的な解明も行います。リモートセンシング技術も積極的に取り込み、作物の生育評価手法の構築なども行っています。統計モデルやシミュレーションモデルの利用も研究手法の一つとしています。以上の活動は大学内や日本国内だけでなく、海外での調査研究も積極的に行っています。
分野ホームページ
https://sites.google.com/tohoku.ac.jp/cropscience/
キーワード
土地利用型作物、イネ、ダイズ、収量、生産阻害要因、シミュレーションモデル、リモートセンシング