五味勝也教授(発酵微生物学寄附講座)が日本生物工学会・生物工学賞を受賞

五味勝也教授が「醸造微生物の分子生物工学研究と発酵生産分野への応用技術開発」に関する業績により、公益社団法人 日本生物工学会の第40回生物工学賞を受賞しました。生物工学賞は、生物工学の分野において高度に顕著な業績をあげた学会会員に授与される賞で、日本生物工学会における最高賞です。

五味教授は、発酵醸造に欠かせない麹菌を用いて、遺伝子組換え技術の確立、ゲノム解析、ゲノム情報の有効活用、遺伝子発現制御機構解明、異種タンパク質発現など、最先端科学技術を取り入れた先進的な研究において数多くの成果を挙げ、Natureをはじめとする国際誌に成果を発表しています。また数多くの産学連携研究を実施することを通して、醗酵工学の幅広い分野でその進展に大いに貢献したことにより、国内外できわめて高い評価を受けていることから受賞に至ったものです。

なお、授賞式及び受賞講演は2021年10月27日に開催された第73回日本生物工学会大会にて行われました。

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