加藤健太郎教授(動物環境管理学分野)が「第7回伊藤記念財団賞」を受賞

 加藤健太郎教授(動物環境管理学分野)が、「食肉に関わる原虫感染症の病態発現メカニズムの解明と対策技術の確立」に関する研究業績により、公益財団法人伊藤記念財団より、第7回伊藤記念財団賞を受賞しました(2022年6月)。伊藤記念財団賞は、食肉に関する学術上の研究に優れた業績が認められ、将来の活躍が期待される研究者に授与される賞です。

 畜産業は、原虫病を含めた感染症によって大きな経済的打撃を被ってきました。原虫病は、感染による畜産動物の生産性の低下、泌乳量の減少等の直接的な影響だけでなく、食の安全性に対する国民の危機感とそれに伴った風評被害の蔓延につながります。加藤健太郎教授は畜産業を脅かす原虫感染症の中でも、人獣共通感染症であるトキソプラズマ症を主な研究対象とし、特にこれらの感染対策技術の新規研究開発を行ってきました。本受賞は、これらの研究業績が評価されたものです。

関連URL(伊藤記念財団): https://www.itokinen-zaidan.or.jp/itokinen/

[画像]加藤健太郎教授と伊藤功一伊藤記念財団理事長

[問い合わせ先]
加藤健太郎
東北大学大学院農学研究科 動物環境管理学分野
〒989-6711 宮城県大崎市鳴子温泉字蓬田232-3
Phone: 0229-84-7391 
E-mail: kentaro.kato.c7*tohoku.ac.jp(*を@にして送信してください)