東北大学川渡フィールドセンター産黒毛和牛を1頭丸ごと使用!株式会社利久とのコラボ企画
東北大学はこれまで「社会とともにある大学」としてのアイデンティティのもと「社会との共創」を掲げ、地元企業や同窓生等との共同企画商品を販売してきました。
今回は、牛たんでお馴染みの株式会社利久(宮城県岩沼市)と共に東北大学の大学附属農場として全国一の規模を誇る広大なフィールドで飼育された牛を丸ごと1頭使用した商品です。
このコラボ企画は、株式会社利久が運営する「希望の丘醸造所」と東北大学が共同開発した「クラフトビール「Kawatabi Cold IPA」(昨年、今年と期間限定で販売)が好評を博したことで、クラフトビール以外にも商品を企画したいという双方の思いと東北大学川渡フィールドセンター(宮城県大崎市)の牛がアニマルウェルフェア*の研究をもとに飼育されていることに共感を頂き実現したものです。
また、商品の売上の一部は東北大学基金に寄附され、本学の教育研究に活用されます。
*アニマルウェルフェアについて
動物が快適で、その動物らしい行動が出来るように飼育環境を整えること。 アニマルウェルフェアは倫理的な配慮だけではなく、持続的で高生産な畜産物生産に不可欠なものとして世界的に取組みが進められています。
本学では、持続的でアニマルウェルフェアに配慮した家畜生産技術、家畜感染症対策、堆肥を活用した循環型農業(再生可能エネルギー)など多様な教育・研究を行っています。
アニマルウェルフェア実現のための川渡フィールドセンターでの飼育方法
・ 充分なエサ(自給飼料)と新鮮な水の提供
・ 暑熱対策、清潔な敷料提供
・ 定期的な衛生検査、速やかな治療
・ 丁寧な取り扱い、仲間との同居
・ 放し飼い、放牧
川渡フィールドセンターで飼育された牛を使用したメニュー