商社では初の設立 3GeV 高輝度放射光施設ナノテラス活用 NAGASE×東北大学 Delivering next.共創研究所を開設 最新の評価技術を用いて、素材のユニークネスを探求

【発表のポイント】
・国立大学法人東北大学と長瀬産業株式会社は、2024 年 6 日に『NAGASE×東北大学 Delivering next.共創研究所』を開設します。
・東北大学キャンパス内に建設された3GeV 高輝度放射光施設ナノテラスを活用し、NAGASEグループの素材や顧客であるケミカル、食品、半導体メーカーなどの素材評価を共創研究所の横断チームで実施することで、お客様の製品開発やものづくりの課題解決を支援します。

【概要】
国立大学法人東北大学(宮城県仙台市、総長 冨永悌二、以下 東北大学)と長瀬産業株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:上島 宏之、以下長瀬産業)は、2024 年 6 月1 日、東北大学青葉山新キャンパスに『NAGASE×東北大学 Delivering next.共創研究所』(以下 共創研究所)(注 1)を開設するにあたり、5月14日に締結式を行いました。

「Delivering next.」はNAGASEグループのスローガンで、「next=次」なる社会や人類の課題解決に、グループを挙げて挑戦する決意を込めています。本共創研究所を通じて、世界最高水準の分析機能を有する放射光施設「NanoTerasu (ナノテラス)」をハブとする産学連携による研究活動を推進することで、NAGASEグループならびにお客様の素材や製品の有する独自の付加価値「ユニークネス」を探求し、「ものづくりの課題を素材(マテリアル)で解決」し課題解決に取り組んでまいります。

左から:東北大学農学研究科長 北澤春樹、長瀬産業株式会社 代表取締役 兼 専務執行役員 池本眞也、ナガセヴィータ株式会社 代表取締役社長 安場直樹

【用語解説】
注1. 共創研究所
大学内に企業との連携拠点を設けるとともに、大学の教員・知見・設備等に対する部局横断的なアクセスを可能とすることで、共同研究の企画・推進、人材育成、および大学発ベンチャーとの連携をはじめとする多様な連携活動を促進する制度。
東北大学 産学連携機構 WEB サイト(共創研究所)外部サイトへ

詳細(プレスリリース本文)

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