本学名誉教授が瑞宝中綬章を受章しました

令和5年4月29日に春の叙勲が発令され、農学研究科からは２名の名誉教授が瑞宝中綬章を受章しました。
なお、5月12日に国立劇場大劇場にて叙勲勲章伝達式が執り行われます。

山谷知行名誉教授

山谷　知行 名誉教授（植物栄養学・土壌学）
植物栄養学・土壌学及び植物分子生理学の分野において、コメの生産性や品質を規定するイネの窒素利用の分子機構や効率向上に関する先駆的かつ広範な学術的業績をあげて、食糧不足解決や持続的環境低負荷型農業展開の礎となる分子的基盤の構築に貢献し、受章しました。

宮澤陽夫名誉教授

宮澤　陽夫 名誉教授（食品学）
食品学の分野において、食品や生体の過酸化脂質の高精度定量システムを確立し、食品の酸化劣化の防止、ヒトの加齢老化、脂質代謝異常、高血糖、癌、認知症への食品抗酸化成分による防御機能の研究を進め、食品による健康増進と疾病予防のための新方法論の確立と機能性研究を先導的に展開し、特定保健用食品を含む多くの新食品開発に貢献し、受章しました。

東北大学HPにも掲載されています。
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2023/04/award20230429-01.html