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Laboratory of Animal Breeding and Genetics, Graduate School of Agricultural Science, Tohoku University.

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Laboratory of Animal Breeding and Genetics

研究内容COMPANY

研究方針

 食料生産のための家畜から盲導犬やコンパニオンアニマルに至るまで、人類にとって有用な形質を持つ動物の遺伝的能力を選抜によってより有益な方向に導くこと――これが私たち動物遺伝育種学の研究に携わる者の使命です。そのためには、それぞれの動物種集団の遺伝的特性を把握するとともに、動物1頭1頭が持つ個々の遺伝的能力を正確に推定し、高い能力を持つ後代を作り出すことが重要です。欧米では畜産が盛んに行われていますが、動物遺伝育種学はその畜産を支え、リードする最も重要な学問として位置づけられています。

 わが国における農業総生産額に占める畜産の割合も38%と、米や野菜を上回り、畜産物の需要は今後ますます高くなっていくと考えられます。世界の人口が増加しつつある現在、将来的に食糧不足の危機が叫ばれる中、私たちはコストを軽減し、美味しく安全な畜産物を供給するための一翼を担う研究を続けています。これら研究を行うにあたって、理論系、分析系、実験系など、それぞれの手法を活かした研究を行っています。

主な研究テーマ

理論

  • 比の形質を効率的に改良するための選抜法の検証
  • 種豚造成における生産能力向上のための育種システムの開発

  • 気象データを活用した遺伝的能力評価手法の開発
  • 食味性に関する遺伝的パラメーターの推定と選抜指標の検討
  • 慢性疾病における抗病性育種技術の検討
  • 腸内細菌叢を利用した新たな育種手法の検討

  • 黒毛和種および日本短角種の繁殖性や産肉性に関する遺伝的能力評価とそれに基づく育種手法の開発
  • 肉用牛のゲノム情報を利用した効率的な選抜手法の開発
  • 肉用牛の食味性に関する遺伝的パラメーターの推定と選抜指標の検討
  • メタン排出抑制等における育種技術の検討

研究テーマ

各研究テーマは、理論系、分析系、実験系など、それぞれの手法を活かした研究を行っています。詳細は以下を参照ください。

具体例

具体例

具体例






















バナースペース

東北大学大学院農学研究科
生物生産科学専攻
動物遺伝育種学分野

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宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉468-1 農学系総合研究棟

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