日清オイリオグループと東北大学の共同研究成果 油脂に由来するおいしさを司る香気成分の生成メカニズムを解明 ~オンライン国際科学ジャーナル「Food Chemistry: X」に掲載~
【本学研究者情報】
〇大学院農学研究科
准教授 加藤俊治
研究室ウェブサイト
【概要】
日清オイリオグループ株式会社(社長:久野 貴久)と国立大学法人東北大学(総長:大野 英男)の研究グループ(研究代表者:東北大学 大学院農学研究科 食品機能分析学 教授 仲川 清隆)は、「脂質酸化」を様々な角度から追究し、「おいしさ・健康・美」の実現を図る研究を進めています。このたび、飽和脂肪酸を含む植物油を加熱すると、動物性食品のおいしさを司る香気成分であるメチルケトンやラクトン乳製品や牛肉等に含まれる風味成分が生成される可能性があるという、長年の謎を解明しました。本研究によって見出された知見は、植物油に含まれる飽和脂肪酸(特に中鎖脂肪酸)から動物性食品のおいしさを意図的に創り出すことに利用できる可能性があり、プラントベースフードのおいしさ向上等に役立つことが期待されます。この研究成果は、2023年12月19日にオンライン国際科学ジャーナル「 FoodChemistry: X 」に掲載されました。
日清オイリオグループと東北大学の共同研究成果 油脂に由来するおいしさを司る香気成分の生成メカニズムを解明
— 東北大学大学院農学研究科 (@tu_agr_pr) January 17, 2024
大学院農学研究科加藤俊治准教授の共同研究成果は2023年12月19日にオンライン国際科学ジャーナル「 FoodChemistry: X 」に掲載されました。https://t.co/C51qc9gKCS pic.twitter.com/UyeN2F1as8
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