title
top

複合生態フィールド教育研究センター国際シンポジウム

title

日時
2011年9月3日(土) 9:30〜17:00
場所
川内北キャンパス
講義棟A101(講演会)A201(ポスター)

 参加無料 講演は英語で行われます
交流会
18:30〜20:30 仙台駅周辺を予定(会費5千円程度)

主催
東北大学大学院農学研究科附属複合生態フィールド教育研究センター
共催
東北大学「生態適応グローバルCOE」プログラム
戦略的国際科学技術協力推進事業「日本と中国の農業生態系流域における窒素循環およびその水質に及ぼす影響に関する比較研究」(JST-NSFC)
後援
東北大学・コンポスト総合研プロジェクト(PICS)

私たちの「食」は、作物が生育する「土壌」とそれをとりまく「環境」によって支えられています。また、作物栽培そのものも「環境」に影響を及ぼしています。そこで、「土壌と環境」をメ インテーマに、農業が環境に及ぼす影響、農業由来の環境負荷の軽減・緩和などについて国内外の研究者を招へいして国際シンポジウムを開催します。
セッション1では、東日本大震災による環境の激変が土壌環境に及ぼした影響とその修復に関する講演を行います。2004年のインドネシア・スマトラ沖大津波で被害を受けた土壌の調査にあたった F. Agus 博士(インドネシア土壌研究所)から、その調査結果を紹介していただくとともに、東北大学の研究グループからは、津波によって大きな被害を受けた宮城県沿岸部の土壌の実態と、その修復に関わる研究プロジェクト「菜の花」プロジェクト)について報告します。さらに、福島第一原子力発電による放射能汚染土壌の対策の基盤となる土壌中における放射性セシウムの挙動について、環境科学技術研究所の武田博士から報告していただきます。
セッション2では、農業活動、とくに水田などにおける窒素や温室効果ガスの動態について、 戦略的国際科学技術協力推進事業「日本と中国の農業生態系流域における窒素循環およびその水質に及ぼす影響に関する比較研究」に参画する日中両国の研究者から、最新の研究成果を報告していただきます。
また、ポスターセッションを設け、広く「土壌と環境」「フィールドサイエンス」に関わる研究 成果を報告していただきます。また、ポスターセッションについては、広く一般からの発表を募集しています。

ポスター発表:ポスター発表募集中。発表希望者は、発表者氏名と発表演題を7月末日までに事務局にEメールにてお知らせください。発表者には、講演要旨を8月10日までに提出していただきます。
交流会:参加希望者は事前に事務局までご連絡ください。

事務局:斉藤雅典
e-mail: msaitoアットマークbios.tohoku.ac.jp
TEL:0229-84-7360 FAX:0226-84-7364
989-6711 宮城県大崎市鳴子温泉字蓬田232-3
東北大学大学院農学研究科附属複合生態フィールド教育研究センター