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地球共生型新有機性資源循環システムの構築(PICS)について

 東北大学農学部・大学院農学研究科では、コンポストに関連する研究が古くから行われてきました。平成10年代に入り、現場において家畜排泄物リサイクルのための耕畜連携の重要性が大きく叫ばれるようになり、農学は工学や環境科学と連携し、分子生物学・微生物学・リモートセンシング・ライフサイクルアセスメントなどの研究技法を積極的に導入して、農林畜水産廃棄物の処理・リサイクルシステムの開発を行うべきとの気運が高まりました。  これに応えるためには、研究科間および研究室間の連携が重要であると考え、木島明博教授、中井裕教授、伊藤豊彰准教授らが中心となって、総括幹事会を結成して準備を進め、平成16年に農学研究科13分野と工学研究科3分野が参加して、「コンポスト総合研究プロジェクト(PICS:Project of Integrated Compost Science)」が立ち上げられました。
 翌17年には、農学研究科と宮城県産業経済部間で研究協力協定を締結し、地域連携研究組織(PICSみやぎ)を開始し、総長裁量経費を得て、PICS内に個別の7課題を設定して研究を展開しました。  そして、平成19年度、 PICSは「地球共生型新有機性資源循環システムの構築」として、文部科学省特別教育研究経費連携融合事業に採択されました。本事業は5年間時限の概算要求事項でしたが、平成23年度に一般経費事業への組み替えが認められ、現在も、安定した形で事業は継続実施されています。
 従来は、アシドロコンポストを中心としたものでしたが、平成23年度から、研究対象はコンポストに限定せず、有機性資源全般に広げることにしました。現在は、有機性資源の利用や循環に関する分野を広く対象とし、システム開発、機能解析、有用物質や有用微生物の探索、低炭素社会構築、環境教育など、総合的な有機性資源循環科学の研究・教育拠点の形成を目指しています。

お知らせ

2016年PICS公開セミナー開催のおしらせ

2016年10月1日に2016年PICS公開セミナーを開催します。今回のテーマは、「暮らしと農業を支える微生物の不思議」です。体験や実験をとおして「微生物」の実体に迫ってみませんか。詳しくはこちらをご覧ください。


「PICSみやぎ」の国際連携活動

2016年5月24日から27日に、Nizhny Novgorod State Agricultural Academy(ニジニー・ノブゴロド国立農業アカデミー)から、2名の先生が来仙されました。
詳細につきましてはこちらをご覧ください。