東北大学 大学院農学研究科
生物海洋学分野

生物海洋学

研究室の沿革

本研究室は、東北大学に農学部 が創設された1947年の翌年に「海洋学講座」として誕生した。

初代担当は故 松平近義博士(1970年退官)
二代担当は西澤敏教授(1972-1988
三代担当は谷口旭教授(1988-2006
四代担当は遠藤宜成教授(2006-2017)
五代担当は大越和加教授(2018-現在)である。


1992年、農学部改組に伴って名称を「生物海洋学講座」に変更し、1995年、大学院農学研究科に
環境修復生物工学専攻が設置されたとき、生物海洋学講座の全職員は新たな研究領域
環境修復生態学講座 水圏修復生態学分野」に移籍した。

元の生物海洋学講座は水圏生物環境学講座(谷口和也教授担当)となり、沿岸生態学を専攻することと
なった。

環境修復生物工学専攻は大学院専任の独立専攻だったので、本研究室の大学院学生数は急速に増加した。

また、この改組によって、海洋生物科学系から海洋プランクトンを担当する講座がなくなったので、
本研究室が引続きプランクトン学の研究教育も担当することになり、研究テーマが非常に多様化した。


2003年4月、東北大学大学院に環境科学研究科が誕生し、そこに環境修復学に携わる新分野ができたので、
本研究室の名称は修復を取って「
水圏生態学分野」となった。

ところが、海洋生物科学系には「水圏資源生態学分野」と「水圏植物生態学分野」(旧水圏生物環境学
講座)があり、水圏生態学分野という名称は前2分野を包含するように思われ不都合が生じた。

また研究内容の点からも「生物海洋学分野」の方がふさわしいので、2011年4月より本研究室の名称は
生物海洋学分野」に戻った。

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