生命化学コース

活性分子動態

研究内容

ケミカルバイオロジー(有機化学と生物学の二刀流)で健康寿命の延長に挑みます。

 

健康寿命の延長を最終目標にして、生体機能分子のケミカルバイオロジー研究を実施しています。有機化学、分子細胞生物学、創薬科学などの専門領域を複数活用するいわゆる学際研究の研究室です。全ての学生が、化合物を設計し、設計した化合物を有機合成し、そして合成した化合物をタンパク質や細胞に添加して生物活性を評価しています。具体的な研究テーマとしては、疾患に関連するタンパク質の存在量を減少させる生体機能分子の開発、ケミカルバイオロジー的な手法を用いた生体機能分子の作用メカニズム解明、疾患に関連するタンパク質に対する選択的化学修飾、生体機能分子の体内動態を改善する分子設計の提案などを目指しています。例えば、難病である神経変性疾患の原因タンパク質を分解誘導する化合物の創製研究などを行っています。2019年にスタートした研究室で、新しい研究にも積極的にチャレンジしています。

分野ホームページ

https://www.agri.tohoku.ac.jp/ishikawa-lab/

キーワード

ケミカルバイオロジー、有機化学、農芸化学、創薬化学

スタッフ紹介