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コンポスト化研究部会

本研究部会においては、おもにアシドロコンポスト化に関する解析を実施する。
1)アシドロコンポスト化の微生物群集の変遷の解析
 好熱好酸性微生物を種菌として用いて、乳酸菌が優占種として安定的に存在するアシドロコンポストシステムを本学工学研究科の西野徳三および中山亨らが開発し、「有機廃棄物の堆肥化方法(特開2001-220275)」として特許を取得している。この技術の改良および存在する微生物群集、および微生物機能の解析を進めている。培養条件を検討し、機能性微生物の分離を行う予定である。遺伝子解析法は、サンプル内の微生物群集の変遷を可視的に捉えやすく、とくに多い優占種を特定できる方法であるDGGE法を実施する。一方、精度の高い優占種の特定方法であるクローンライブラリー法も合わせて実施する。
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2)小型機によるアシドロコンポスト化実験
 対象とする有機性資源に適応するコンポスト化条件を検討する。
アシドロコンポスト