東北大学農学部翠生会主催:雨宮キャンパス感謝祭

キャンパス移転:東北大学農学部は雨宮から青葉山へ

『東北大の農学部は雨宮からいなくなっちゃうんだよね』と、なんとなくご存知の方は多いのではないでしょうか。農学部・雨宮キャンパスの青葉山新キャンパスへの移転が決定したのは平成6年のこと。もう20年以上も前のことになります。

移転の決定から長い時間が経ってしまったので、『農学部って本当にいなくなっちゃうの?』と思われていたかもしれません。普段の雨宮の様子からは、キャンパスが移転するなんて分からないかもしれませんが、青葉山では着々と新しいキャンパスの建設が進んでいました。

そしてついに、このお知らせをする時が来てしまいました。

『2016年の秋から農学部の移転作業が始まります!』

そうなんです。東北大学農学部は、とうとう雨宮を離れることになったんです・・・。



雨宮に感謝を

東北大学農学部・翠生会では、農学部が長年お世話になった雨宮を離れる時には、雨宮の地、そして地域住民のみなさまに感謝の意を表す『感謝祭』を開催しようと計画し、ここ数年の間、移転に備えてきました。

そして移転作業が始まる2016年秋、東北大学農学研究科・農学部、東北大学農学部同窓会、(公財)翠生農学振興会、東北大学生協のご協力のもと、雨宮キャンパス感謝祭を開催することになりました。

感謝祭って何をやるの?

翠生会は、数年前までは毎年開催の『翠祭』、4年に1度の『農学祭』を主催していました。当時を知る学生、教職員も少なくなってしまいましたが、模擬店が出たりバンド演奏もあったり、地域のみなさまと交流することができる大きなお祭りだったそうです。

雨宮キャンパス感謝祭では、この『農学祭』の復活を基本コンセプトとしています。学生の模擬店やサークル企画の催し物を開催予定です。詳しくはイベント紹介をご覧ください。

メインの企画として、雨宮の歴史を振り返る写真展を開催します。また本学の大先輩、竹内昌昭 元東北大学教授をお招きし、雨宮の歴史をご紹介いただく講演会を開催いたします。

地域のみなさまへ

青葉山新キャンパスへの移転作業が始まると、作業中は危険防止のため、構内への立ち入りが制限されることが予定されています。子供たちが走り回っていた庭にも、キャッチボールをしていたグラウンドにも、暑い夏に木陰になっていた緑地にも、もう入ることができなくなるんです。

雨宮キャンパス感謝祭は、地域のみなさまが雨宮キャンパスに入ることができる最後の機会となります。私たちは、雨宮の歴史を感じていただける週末となるよう準備を進めています。みなさまのご来場をお待ちしております。