東北大学農学部翠生会主催:雨宮キャンパス感謝祭

七夕まつり:準備の様子1

学生、教職員みんなで協力して笹飾りを作って飾った思い出です。



なんとかするとん!

7月20日(水)

それは農学部の代表が、上杉中央商店会、町内会、雨宮神社といった地域の方々に、移転と感謝祭開催のご挨拶に伺った時のこと。その席で、商店会の方から『商店会の七夕まつりに参加してください』とお誘いをいただきました。こうして、農学部翠生会・七夕まつりプロジェクトが始まりました。七夕まつりの飾りつけは8月5日。準備期間は約2週間。果たして間に合うのか???




吹き流しの『核』になります!

7月22日(金)

実は、翠生会関係者は笹飾りは見たことあるけど、誰も作ったことがない。何が必要なのかも分からない。そこで、商店会長さんに『笹飾りを作るならここに聞けば大丈夫!』と教えていただいた商店会の文具店『赤井沢・雨宮店』さんを訪ねて、仙台七夕の笹飾りになくてはならない七つ飾りや、その作り方について教えていただきました。




写真だと小さく見えちゃいますが、どちらも50センチくらいの大きさです。

7月25日(月)

仙台七夕の七つ飾りとは、吹き流し、巾着、投網、屑篭、千羽鶴、紙衣、短冊。この七つは必ず用意しなければなりません。このうち準備が大変そうなのは、たくさんの数が必要な千羽鶴と、吹き流しに使う紙の花。そこで、七夕まつりのビラを作って、雨宮のみなさんに折り鶴と紙製のお花を作ってもらうようお願いしました。

そして巾着と紙衣は、さっそく作ってみました!。




たくさん集まりました!

7月26日〜29日

この期間、東北大学はオープンキャンパス(27日、28日)もあって、みんなが集まって準備することはできませんでしたが、折り鶴やお花は着々と集まっていました。聞いたところによると、先生たちも会議の合間に折り鶴を折ってくださったそうです。生協の従業員のみなさんも協力してくださいました。ありがとうございました!。みなさんのご協力のおかげで、何とか間に合いそうです!!


7月31日(日)

七夕飾りの主役と言ったら何でしょう。一番目立つ吹き流し?。願いを込める短冊?。もちろん、七つ飾りは七夕の主役です。でも、それらと同じくらい大事なもの。それは『竹』!

この日は、商店会のみなさんが七夕に使う竹を切り出しに行く日。教職員と学生の有志もご一緒させていただいて、私たちの飾りを飾り付ける竹を採ってきました。その高さ11メートル!!。進撃してくる巨人たちも見上げてしまうような高さです。


上杉中央商店街の方々に連れ立って富沢方面へ竹取に行ってきました。農学部からの参加者は子供から大人まで、7人です。竹を切る係、竹を運ぶ係、余分な枝を削ぐ係に分かれました。竹が切られて倒れる様には迫力がありました。切られた竹は長く、運ぶには3-4人がかりです。これまた切り倒した竹で作った台に竹を立てかけて、枝削ぎ作業を行います。商店街の方は手慣れた様子です。私たちもそれぞれの場所で自分にできることを探しながら作業しました。

途中でブレイクタイム!冷たい飲み物をいただいて生き返りました!そして竹取再開。取った本数は40本超。まとめてトラックに積むとその多さが目に見えてわかりました。作業終了後には手押しポンプからの冷たい水で顔を洗いました。ジブリに出てきそうな手押しポンプに気分が上がりました。貴重な体験をさせていただきました。

岨中夏美(海洋コース・4年)