テロメア

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2001年度


園芸作物のテロメアに関する研究

 テロメアとは染色体末端部位のことであり,数塩基の繰り返し配列によって成っていて,細胞分裂のたびにその配列の長さが短くなっていき,ヒトではこれが寿命を決める要因である可能性が高まっています.テロメアは細胞分裂回数の指標となりうるもので,細胞分裂回数に依存していると考えられている幼若性にも関係している可能性があり,この解明を目指して研究に取り組んでいます.もしこの研究によってテロメアと花芽形成の関係が解明でき,幼若性の調節が可能になれば,花芽形成までの期間の短縮が可能になるかも知れません.現在はリンゴ,トマトを材料に用いてテロメア長の解析,またテロメア配列の伸長を行うテロメラーゼという酵素のクローニングを目指しています.(文責:森口)


研究紹介

バラ科果樹オビルピーハ(詳細)オビルピーハQ&A 
トマトウリ類四季成り性イチゴ低温感応性蔬菜
シュッコンカスミソウデルフィニウムリンドウトルコギキョウ
根粒菌(窒素固定)テロメア