トルコギキョウ

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1999年度

 トルコギキョウ(Eustoma grandiflorum Shinners)は北米原産のリンドウ科1、2年草で、昭和10年に日本に導入、戦後冷涼地を中心に栽培が盛んとなり現在最も人気のある洋花の1つとなっています。日本での品種改良は非常に盛んで、世界に出回る品種の大部分を占めるに到っています。

トルコギキョウを材料に以下の実験を行っています。

  1. 日長・温度・成長調整物質による反応調査:トルコギキョウは相対的長日植物で、長日・高温によって花芽分化・開花が促進される一方、幼苗期における高温はロゼット化を誘導します。

  2. 鮮度保持に関する調査:一般的にエチレン感受性は低いが鮮度保持剤や予冷などによって花持ちは延長すると言われています。

  3. 花芽分化・発達の観察:一重と八重の品種があり、八重は雌雄ずいの弁化または器官重複によるものと考えられています。

(文責:粟井)


研究紹介

バラ科果樹オビルピーハ(詳細)オビルピーハQ&A 
トマトウリ類四季成り性イチゴ低温感応性蔬菜
シュッコンカスミソウデルフィニウムリンドウトルコギキョウ
根粒菌(窒素固定)テロメア