[カボチャ・メロン スイカ]
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キュウリは多くの植物と同様、二酸化炭素と水を原料にデンプンを作ります。しかし、デンプンはほとんど水に溶けないため、葉でできたデンプンは水に溶ける物質に形を変えて各組織を転流します。その物質が、キュウリなどのウリ科植物の場合、主にラフィノース、スタキオースといった三糖類、四糖類の形をしています。そこで目印のついた二酸化炭素を葉から吸収させ、その目印のついた糖が8時間後、24時間後、48時間後にどの部分にどんな形で存在するのかを調べることが私の研究テーマです。
ちなみに、二酸化炭素に付ける目印は放射性同位元素なので、取り扱いには細心の注意が必要です。(文責:大坊)
「植物は二酸化炭素と水を原料に光合成をしてデンプンを作る」と学校で習います。しかし、デンプンは水にほとんど溶けないので、葉でできたデンプンは何か水に溶ける物質に変化して葉以外の部分に移ります。そこで目印の付いた二酸化炭素を葉に吸収させ、その目印が8時間後、一日後、二日後にどの部分にどんな物質として存在するか調べることが私の研究テーマです。
ちなみに二酸化炭素に付ける目印は放射性同位元素なので、取り扱いには細心の注意が必要です。(文責:佐藤)
キュウリやメロン,カボチャといったウリ科植物の光合成産物は、主として三糖類のラフィノースや四糖類のスタキオースなどの少糖類で転流していることが知られている.しかし,通常の化学分析において果実内の可溶性糖は単糖類と二糖類がほとんどで,少糖類はほとんど検出されないことから,転流物質は特異的に代謝されて果実内に蓄積すると考えられている.
単糖類や二糖類の形で果実に蓄積するキュウリやメロン、デンプンの形で果実に蓄積するカボチャに用い、放射性同位元素でラベルされた炭酸ガスを葉に施与し、葉から果実内部へ至る各組織の維管束部分に含まれる糖を分離し、その放射活性を測定することにより、転流物質であるラフィノースやスタキオースから単糖類や二糖類、あるいはデンプンへの代謝が転流経路上のどの部位でどの様に行われているのかを明らかにすることを目的としている。(文責:大川)
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